米新規失業保険申請件数に注目
2023.03.16
15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比80銭円高ドル安の1ドル=133円40~50銭で取引を終えた。スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの株価急落で金融システム不安が高まり、米長期金利が低下した。日米金利差が縮小し、円が買われた。一時は1ドル=132円台前半と2月半ば以来の高値を付けた。
本日の注目は米新規失業保険申請件数。米株に関してはしばらく不安定になりそう。動きの荒い展開が続いているので資金管理には注意。
テクニカル面では、15日午後時点では133.60円割れからは弱気サイクル入りとして132円前後試しとしていたが、15日夜に133.60円を割り込んで132円台序盤へ続落したため、15日夕高値を直近のトップとした弱気サイクル入り入りとして16日夜から20日夜にかけての間への下落と130円試しを想定する。
前々回ボトム 03月01日(135.246)
前回ボトム 03月10日(135.370)
経過日数 1.75日
前々回トップ 02月28日(136.919)
前回トップ 03月02日(137.089)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.50-55円(レート節目など)
第7レジスタンス:134.15-20円(90日移動平均線など)
第6レジスタンス:134.05-10円(1σ下限ラインなど)
第5レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:133.85-90円(基準線&75時間移動平均線)
第3レジスタンス:133.75-80円(前日3時台高値圏など)
第2レジスタンス:133.65-70円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:133.50-55円(レート節目など)
NY引け値:133.32円(-0.89円)
第1サポート:133.10-15円(75日移動平均線など)
第2サポート:133.00-05円(3/14安値圏&心理的節目)
第3サポート:132.80-85円(2σ下限ラインなど)
第4サポート:132.55-60円(2/15安値圏など)
第5サポート:132.50-55円(レート節目など)
第6サポート:132.40-45円(前日1時台安値圏など)
第7サポート:132.25-30円(3/13安値圏など)
第8サポート:132.20-25円(前日安値圏など)
経済指標
06:45 NZ10-12月期GDP統計
08:50 日1月機械受注統計
08:50 日2月貿易収支[通関統計]
09:00 豪3月消費者インフレ期待
09:30 豪2月雇用統計
10:30 中国2月新築住宅価格
11:00 NZ2月非居住者国債保有率
13:30 日1月鉱工業生産[確報]
13:30 日1月設備稼働率指数
14:00 日2月マンション市場動向調査
14:00 長島信託協会長、記者会見
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
16:30 半沢全銀協会長、記者会見
17:00 SECO[スイス連邦経済省経済管轄局]経済見通し
17:30 香港2月失業率
18:00 伊2月消費者物価指数[確報]
20:30 トルコ1月住宅価格指数
21:30 加1月卸売売上高
21:30 米2月住宅着工件数
21:30 米2月建設許可件数
21:30 米3月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米2月輸出入物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:15 欧州中銀、政策金利発表
22:45 ラガルドECB総裁、記者会見