米小売売上高に注目。結果次第では2、3円動くかも
2023.03.15
14日のニューヨーク市場で円は134円20~30銭と同日の東京市場17時時点と比べ66銭の円安・ドル高だった。シリコンバレーバンクなど米銀の破綻を受けて急落していた米地銀の株価が14日は反発した。金融システムに対する不安がひとまず和らぎ、13日に一時132円台まで急伸した円には売りが出やすい。
本日の注目は、アメリカの小売売上高。結果によってはやはり2、3円動くこともあるだろう。資金管理には注意してトレードに臨みたい。
テクニカル面では、3月10日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、13日夜に132円台前半へ一段安してからの戻りが3月8日以降のでは最大となったために14日午後時点では13日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。またトップ形成期は14日午後から15日昼にかけての間としたが長引く可能性もあるとし、14日午後高値(134.020)超えからは135円前後試しとした。
前々回ボトム 03月01日(135.246)
前回ボトム 03月06日(135.370)
経過日数 1.75日
前々回トップ 02月28日(136.919)
前回トップ 03月02日(137.089)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.35-40円(20日基準線&2/23高値圏)
第7レジスタンス:135.05-10円(転換線&ピボットS1)
第6レジスタンス:135.00-05円(3/13高値圏&心理的節目)
第5レジスタンス:134.85-90円(前日高値圏&90時間移動平均線)
第4レジスタンス:134.55-60円(前日1時台高値圏&75時間移動平均線)
第3レジスタンス:134.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:134.30-35円(前日17時台高値圏など)
第1レジスタンス:134.20-25円(1σ下限ライン&90日移動平均線)
NY引け値:134.21円(+1.03円)
第1サポート:134.10-15円(60分足20本基準線など)
第2サポート:133.95-134.00円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:133.80-85円(前日21時台安値圏&基準線)
第4サポート:133.50-55円(先行スパン&レート節目)
第5サポート:133.20-25円(前日15時台安値圏など)
第6サポート:133.15-20円(75日移動平均線&ピボットB1)
第7サポート:133.05-10円(2σ下限ラインなど)
第8サポート:133.00-05円(前日安値圏&心理的節目)
経済指標
06:45 NZ10-12月期経常収支
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨[1月17-18日分]
11:00 中国2月小売売上高
11:00 中国2月鉱工業生産
11:00 中国2月固定資産投資
14:00 米本地銀協会長、記者会見
14:30 森田日証協会長、記者会見
16:00 トルコ2月住宅販売
16;00 独2月卸売物価指数
16:15 訪日外国人客数[2月]
16:45 仏2月消費者物価指数[確報]
18:00 伊10-12月期失業率[速報]
19:00 ユーロ圏1月鉱工業生産
20:00 南ア1月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 加2月住宅着工件数
21:30 米3月ニューヨーク連銀製造業景況指数
21:30 米2月小売売上高
21:30 米2月生産者物価指数
21:30 ハント英財務相、年間予算議会提出
22:00 加2月中古住宅販売件数
23:00 米1月企業在庫
23:00 米3月NAHB住宅市場指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
29:00 米1月対米証券投資