米CPIに注目。結果次第では2、3円動くかも
2023.03.14
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に3日続伸し、前週末比1円85銭円高ドル安の1ドル=133円20~30銭で取引を終えた。一時は132円30銭と2月中旬以来の円高ドル安水準を付けた。米銀の相次ぐ破綻を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が後退した。米国債利回りが低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが進んだ。
本日の注目はなんといっても米CPI。昨日から夏時間になっているので21時30分に発表される。結果次第では2、3円動く可能性があるので資金管理には注意。ただし、昨日かなり円高に押したので円安の方が可能性は高そう。
テクニカル面では、13日夜に132円台前半へ一段安してからも134円以下にとどまっているので13日夜安値割れからは131円前後試しとする。しあし乱調な展開が続いているので134.30円超えからは強気サイクル入りと仮定して15日夜から17日夜にかけての間への上昇と135円台試しを想定する。
前々回ボトム 03月01日(135.246)
前回ボトム 03月06日(135.370)
経過日数 1.75日
前々回トップ 02月28日(136.919)
前回トップ 03月02日(137.089)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.50-55円(レート節目など)
第7レジスタンス:134.05-10円(1σ下限ラインなど)
第6レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:133.85-90円(基準線など)
第4レジスタンス:133.80-85円(前日20時台高値圏など)
第3レジスタンス:133.60-65円(前日4時台高値圏など)
第2レジスタンス:133.45-50円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:133.20-25円(75日移動平均線など)
NY引け値:133.18円(-1.84円)
第1サポート:133.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:132.95-133.00円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:132.85-90円(2σ下限ラインなど)
第4サポート:132.65-70円(遅行スパン支持&前日24時台安値圏)
第5サポート:132.55-60円(2/15安値圏&週足転換線)
第6サポート:132.50-55円(レート節目など)
第7サポート:132.25-30円(前日安値圏など)
第8サポート:132.00-05円(心理的節目など)
経済指標
05:00 NZ2月REINZ住宅販売
06:20 ボウマンFRB理事、講演[ハワイ]
08:30 豪3月ウエストパック消費者信頼感
09:30 豪2月NAB企業景況感指数
09:30 豪2月NAB企業信頼感指数
15:30 インド2月卸売物価指数
16:00 英1月雇用統計
16:00 英1月ILO失業率
16:30 スイス2月生産者輸入価格
17:30 香港10-12月期鉱工業生産
17:30 香港10-12月期生産者物価指数
18:00 伊1月鉱工業生産
19:00 イタリア3年、7年債入札
19:00 米2月NFIB中小企業楽観指数
19:30 独5年債入札
20:00 南ア1月製造業生産
21:30 加1月製造業出荷
21:30 米2月消費者物価指数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
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