22時30分の雇用統計に集中。資金管理に注意。
2023.03.10
ドル円相場は、1ドル=136円台前半で取引を終え、円高・ドル安が進んだ。米長期金利が下落したほか、日銀が再度、緩和政策の実質的な修正に踏み切るとの警戒感から円買いが優勢だった。
本日の注目はなんといっても雇用統計。予想以上に強いと138円を突破する可能性がある。ポジション管理には細心の注意を払う必要があるだろう。
テクニカル面では、9日夜に136円を割り込んだ後は下げ渋っているものの136.50円以下にとどまっているので135円台前半への下落余地ありとする。ただし、前回ボトムから3日半を経過したので136.50円超えを強気転換注意とし、136.80円超えからは強気サイクル入りとして13日午後から15日午後にかけての間への上昇と3月8日午後高値(137.907)試しを想定する。
前々回ボトム 03月01日(135.246)
前回ボトム 03月06日(135.370)
経過日数 1.75日
前々回トップ 02月28日(136.919)
前回トップ 03月02日(137.089)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:136.85-90円(前日17時台高値圏など)
第7レジスタンス:136.70-75円(60分足先行スパンなど)
第6レジスタンス:136.60-65円(1σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:136.55-60円(転換線&2/27高値圏)
第4レジスタンス:136.45-50円(前日2時台高値圏&3/1高値圏)
第3レジスタンス:136.40-45円(200時間移動平均線など)
第2レジスタンス:136.30-35円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:136.15-20円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:136.12円(-1.17円)
第1サポート:136.00-05円(前日20時台安値圏&3/2安値圏)
第2サポート:135.95-136.00円(前日安値圏など)
第3サポート:135.75-80円(3/3安値圏など)
第4サポート:135.55-60円(ピボットB1など)
第5サポート:135.50-55円(3/7安値圏&レート節目)
第6サポート:135.35-40円(3/6安値圏など)
第7サポート:135.30-35円(20日基準線など)
第8サポート:135.25-30円(3/1安値圏など)
経済指標
06:30 NZ2月ビジネスPMI
06:45 NZ10-12月期製造業売上高
08:00 ペルー中銀、政策金利発表発表
08:30 日1月全世帯家計調査
08:50 日2月企業物価指数
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
16:00 英1月鉱工業生産
16:00 英1月製造業生産
16:00 英1月商品貿易収支
16:00 英1月建設支出
16:00 英1月サービス業指数
16:00 独2月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ1月失業率
16:00 トルコ1月鉱工業生産
16:45 仏1月貿易収支
16:45 仏1月経常収支
18:00 伊1月生産者物価指数
21:00 インド1月鉱工業生産
22:30 加10-12月期設備稼働率
22:30 加2月雇用統計
22:30 米2月雇用統計
28:00 米2月財政収支