米銀破綻の影響を注視。ポジション管理に注意。
2023.03.13
日本時間13日早朝の外国為替市場で円相場は大幅に水準を切り上げている。一時は1ドル=133円95銭近辺と10日にニューヨーク市場で付けた高値を上回り、2月20日以来3週間ぶりの円高ドル安水準をつけた。前週末10日17時時点(136円40銭)と比べると2円45銭の円高ドル安となる。10日の米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買いドル買いを誘った。
本日は特に大きな経済指標はない。明日の米国CPIに備えて様子見と言いたいが、米銀の破綻の影響が気になる。状況によっては一気に円安、円高のどちらか一方に伸びるかもしれない。資金管理には特に注意。
テクニカル面では、3月8日午後高値をトップとして8日深夜から13日午後にかけての間への下落を想定していたが、10日昼の急伸で強気転換目安とした136.80円を超えたために10日午後時点では10日午前安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。また10日夜は波乱注意として10日午前安値(135.809)割れからは新たな弱気サイクル入りとした。
前々回ボトム 03月01日(135.246)
前回ボトム 03月06日(135.370)
経過日数 1.75日
前々回トップ 02月28日(136.919)
前回トップ 03月02日(137.089)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:136.55-60円(1σ上限ライン&90時間移動平均線)
第7レジスタンス:136.45-50円(3/10/2時台高値圏など)
第6レジスタンス:136.35-40円(200時間移動平均線など)
第5レジスタンス:136.00-05円(転換線&心理的節目)
第4レジスタンス:135.85-90円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:135.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:135.25-30円(20日基準線など)
第1レジスタンス:135.15-20円(前日1時台高値圏など)
NY引け値:135.02円(-1.10円)
第1サポート:135.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:134.65-70円(90日移動平均線&前日4時台安値圏)
第3サポート:134.45-50円(2/23安値圏など)
第4サポート:134.35-40円(2/22安値圏など)
第5サポート:134.10-15円(前日安値圏など)
第6サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:133.90-95円(2/20安値圏など)
第8サポート:133.75-80円(ピボットB1など)
経済指標
06:45 NZ2月食品価格指数
08:50 日1-3月期法人企業景気予測調査
16:00 トルコ1月経常収支
21:00 インド2月消費者物価指数
27:05 ディングラ英中銀委員、講演