ISM非製造業総合指数に注目だが基本ドルロング
2023.03.03
2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比60銭円安ドル高の1ドル=136円75銭で取引を終えた。朝方発表の米雇用指標が労働需給の引き締まりを示し、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するとの観測から円売りドル買いが出た。一時は137円10銭と昨年12月中旬以来の円安・ドル高水準を付けた。
本日の重要な経済指標はISM非製造業総合指数。引き続き米国株の動きに左右されそう。ただし、依然としてドル高基調に変わりはないため基本ドルロングで良いだろう。
テクニカル面では、2月28日夜高値をサイクルトップとして1日午前から3日午前にかけての間への下落と135円前後試しを想定していたが、1日夜へ続落してから1円を超える反騰となったため、2日朝時点では1日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして3日夜から7日夜にかけての間への上昇と137円台中盤試しを想定。
前々回ボトム 02月24日(134.047)
前回ボトム 03月01日(135.246)
経過日数 0.25日
前々回トップ 02月23日(135.354)
前回トップ 02月28日(136.919)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:137.45-50円(2022年12/20高値圏など)
第7レジスタンス:137.25-30円(200日移動平均線など)
第6レジスタンス:137.20-25円(2022年12/8高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:137.05-10円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:136.95-137.00円(前日2時台高値圏など)
第3レジスタンス:136.90-95円(2/28高値圏&2022年12/9高値圏)
第2レジスタンス:136.85-90円(前日16時台高値圏&2022年12/5高値圏)
第1レジスタンス:136.80-85円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:136.75円(+0.62円)
第1サポート:136.65-70円(60分足20本基準線など)
第2サポート:136.55-60円(前日24時台安値圏など)
第3サポート:136.45-50円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:136.30-35円(75時間移動平均線など)
第5サポート:136.25-30円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:136.20-25円(前日11時台安値圏など)
第7サポート:136.15-20円(ピボットB1など)
第8サポート:136.00-05円(前日安値圏&1σ上限ライン)
経済指標
06:00 NZ2月ANZ消費者信頼感
07:00 豪2月非製造業PMI[確報]
08:30 日1月完全失業率
08:30 日1月有効求人倍率
08:30 東京区部2月消費者物価指数
09:30 豪1月持家住宅ローン件数
09:30 香港2月購買部景気指数
10:45 中国2月財新メディア非製造業PMI
14:00 シンガポール1月小売売上高
16:00 独1月貿易収支
16:00 トルコ2月消費者物価指数
16:00 トルコ2月生産者物価指数
16:15 南ア2月スタンダード銀行PMI
16:45 仏1月鉱工業生産
16:45 仏1月製造業生産
17:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
17:45 伊2月非製造業PMI
17:50 仏2月非製造業PMI[確報]
17:55 独2月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏2月非製造業/総合PMI[確報]
18:00 伊10-12月期GDP統計[確報]
18:00 ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
18:30 英2月非製造業PMI[確報]
19:00 ユーロ圏1月生産者物価指数
20:00 スリランカ中銀、政策金利発表
22:30 加1月住宅建設許可
22:30 加10-12月期労働生産率
23:45 米2月非製造業/総合PMI[確報値]
24:00 米2月ISM非製造業総合指数
25:00 ハウザー英中銀市場担当エグゼクティブディレクター、講演
25:00 ローガン・ダラス連銀総裁、イベントで開会の挨拶
26:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、人種間不平等に関する会議で開会の挨拶[事前録画]
29:00 ボウマンFRB理事、パネル討論会に参加
30:45 バーキン・リッチモンド連銀総裁、講演