米国株市場は休場。仕掛け的な動きに注意
2023.02.20
17日のニューヨークは一時135円12銭近辺と、2022年12月20日以来の円安ドル高水準まで下落。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方から米長期金利が一時3.92%と22年11月以来の水準まで上昇したことなどが背景にある。円が心理的な節目である135円台をつけたことで、20日の東京市場では持ち高調整を目的とした円買いドル売りも入っている。
本日は特に重要な経済指標はなく、米国株市場も休場なので大きな動きは無いかと思われるが、仕掛け的な動きに注意。いずれにしても資金管理には最大限注意が必要だろう。流れとしては円安基調なのでドルロングが良いのではないだろうか。
テクニカル面では、2月10日夕安値を直近のサイクルボトムとして15日午前から17日午前にかけての間への上昇を想定してきたが、17日朝時点では前回ボトムを14日夜安値へ改めてトップ形成期を16日夜から20日夜にかけての間とし、16日夜高値超えからは135円試しとした。134.70円超えからは17日夜高値試しとし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとして22日夜から24日夜にかけての間への上昇と136円試しを想定する。
前々回ボトム 02月10日(129.809)
前回ボトム 02月14日(131.506)
経過日数 3.25日
前々回トップ 02月14日(132.907)
前回トップ 02月17日(135.089)
経過日数 0.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.10-15円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:135.00-05円(前日17時台高値圏&心理的節目)
第6レジスタンス:134.85-90円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:134.80-85円(前日13時台高値圏など)
第4レジスタンス:134.50-55円(2σ上限ライン&レート節目)
第3レジスタンス:134.45-50円(12/28高値圏&2/16高値圏)
第2レジスタンス:134.35-40円(2/15高値圏など)
第1レジスタンス:134.25-30円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:134.15円(+0.22円)
第1サポート:134.05-10円(前日5時台安値圏など)
第2サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:133.95-134.00円(75時間移動平均線など)
第4サポート:133.65-70円(2/17/5時台安値圏&ピボットB1)
第5サポート:133.60-65円(2/16安値圏など)
第6サポート:133.50-55円(レート節目など)
第7サポート:133.20-25円(2/15/19時台安値圏&ピボットB2)
第8サポート:133.00-05円(心理的節目など)
経済指標
09:01 英2月ライトムーブ住宅価格
11:00 NZ1月非居住者国債保有率
14:00 日1月コンビニエンスストア売上高
16:00 トルコ2月消費者信頼感
17:00 台湾1月輸出受注
17:20 台湾10-12月期経常収支
19:00 ベルギー2月消費者信頼感
19:00 ユーロ圏12月建設支出
23:00 イスラエル中銀、政策金利発表
24:00 ユーロ圏2月消費者信頼感[速報]
28:00 ウッズ英中銀副総裁、講演