小動きか。明日のCPIに向けてポジション整理を
2023.02.13
10日は政府が日銀の黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めたと伝わった。最有力視された現副総裁の雨宮正佳氏が外れたことで大規模緩和の修正に向かうとの思惑から円は一時129円80銭まで上昇。
本日は特に重要な指標はない。明日のCPIに向けて小動きだろう。明日に備えてしっかりと資金管理を。明日は大荒れになるかもしれない。場合によっては1ドル135円もあるだろう。
テクニカル面では、10日午前高値(131.875)超えからは10日夕安値を直近のボトムとした強気サイクル入りと改めて15日午前から17日午前にかけての間への上昇と133円前後試しを想定する。
前々回ボトム 01月26日(129.025)
前回ボトム 01月30日(129.200)
経過日数 5.5日
前々回トップ 01月24日(131.107)
前回トップ 01月30日(130.271)
経過日数 6.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.70-75円(2/7高値圏など)
第7レジスタンス:132.45-50円(1/12高値圏&2σ上限ライン)
第6レジスタンス:132.20-25円(2/7/20時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:132.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:131.85-90円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:131.80-85円(2/9高値圏&前日14時台高値圏)
第2レジスタンス:131.70-75円(2/9/14時台高値圏など)
第1レジスタンス:131.55-60円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:131.39円(-0.15円)
第1サポート:131.25-30円(1σ上限ライン&90時間移動平均線)
第2サポート:131.15-20円(75時間移動平均線など)
第3サポート:131.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:130.95-131.00円(基準線など)
第5サポート:130.75-80円(2/9/14時台安値圏など)
第6サポート:130.65-70円(200時間移動平均線など)
第7サポート:130.60-65円(2/8安値圏&前日22時台安値圏)
第8サポート:130.45-50円(転換線&2/7安値圏)
経済指標
09:00 シンガポール10-12月期GDP統計[確報]
16:00 トルコ12月経常収支
16:30 スイス1月消費者物価指数
21:00 インド1月消費者物価指数
22:30 ボウマンFRB理事、銀行会議で講演
25:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、イベントで講演[ロンドン]