失業保険に注目。利上げの継続なるか。
2023.02.09
8日のニューヨークは、同日の東京市場17時時点と比べ52銭円安ドル高の131円40銭で取引。FRBのウォラー理事は8日の講演で、インフレ抑制の取り組みについて「より高い金利を、一部の人々が予想しているより長期にわたって続ける長い戦いになるかもしれない」と述べた。前週末3日発表の1月の米雇用統計の結果を受け、インフレ持続への警戒感が強まっていると受け止められたことが円相場の重荷となった。
本日の注目は米新規失業保険申請件数。利上げを続けるかどうかの判断材料になるため結果次第では大きく動きそう。
テクニカル面では8日未明へ続落してから新たな安値更新を回避して前回ボトムから3日半を経過したので8日午後時点では8日未明安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。トップ形成期は10日未明から14日未明にかけての間とし、132円超えからは2月7日未明高値(132.899)試しとする。
前々回ボトム 01月26日(129.025)
前回ボトム 01月30日(129.200)
経過日数 1.5日
前々回トップ 01月24日(131.107)
前回トップ 01月30日(130.271)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.35-40円(2σ上限ラインなど)
第7レジスタンス:132.20-25円(2/7/20時台高値圏など)
第6レジスタンス:132.05-10円(2/8/0時台高値圏&ピボットS2)
第5レジスタンス:132.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:131.70-75円(75時間移動平均線&ピボットS1)
第3レジスタンス:131.65-70円(遅行スパン抵抗など)
第2レジスタンス:131.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:131.45-50円(前日5時台高値圏&2/7/3時台高値圏)
NY引け値:131.34円(+0.37円)
第1サポート:131.15-20円(60分足20本基準線など)
第2サポート:131.05-10円(1σ上限ライン&前日3時台安値圏)
第3サポート:130.95-131.00円(基準線など)
第4サポート:130.75-80円(ピボットB1など)
第5サポート:130.70-75円(前日9時台安値圏など)
第6サポート:130.60-65円(前日安値圏など)
第7サポート:130.50-55円(レート節目など)
第8サポート:130.45-50円(2/7安値圏&転換線)
経済指標
08:50 日1月マネーストック
09:01 英1月RICS住宅価格指数
15:00 日1月工作機械受注[速報]
16:00 独1月消費者物価指数[速報]
17:00 台湾1月消費者物価指数
17:00 台湾1月卸売物価指数
17:30 スウェーデン中銀、政策金利発表
18:45 ベイリー英中銀総裁、議会証言
20:00 南ア12月製造業生産
22:30 米新規失業保険申請件数
27:00 米財務省30年債入札
28:00 メキシコ中銀、政策金利発表