円安方向か。日銀次期総裁人事決定か。
2023.02.06
3日発表された1月の米雇用統計では雇用者数の増加幅が市場予想を大幅に上回ったほか、平均時給の伸びも市場予想を上回った。米労働市場の強さを示したことで米利上げの早期停止観測が後退したことも、円相場の重荷となる。
本日は特に重要な経済指標は無いが、金曜日に発表された雇用統計が予想以上に強く、利上げ継続の方針になるとの思惑が働きやすい。結果として、しばらく円安傾向にある可能性は十分にあるだろう。
また日銀次期総裁が雨宮副総裁との報道。雨宮氏は黒田現総裁以上に金融引締めには消極的。一気に円安になるかも。
テクニカル面では、 トップ形成期は3日夜から7日朝にかけての間と想定されるのですでに反落注意期にあるが、131円以上での推移中は132円台後半への上昇余地ありとする。
前々回ボトム 01月26日(129.025)
前回ボトム 01月30日(129.200)
経過日数 1.5日
前々回トップ 01月24日(131.107)
前回トップ 01月30日(130.271)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.45-50円(1/12高値圏など)
第7レジスタンス:132.15-20円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:132.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:131.55-60円(1/18高値圏など)
第4レジスタンス:131.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:131.40-45円(週足1σ下限ラインなど)
第2レジスタンス:131.35-40円(1/3高値圏など)
第1レジスタンス:131.20-25円(前日高値圏など)
NY引け値:131.19円(+2.61円)
第1サポート:131.10-15円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:131.00-05円(心理的節目&遅行スパン支持)
第3サポート:130.95-131.00円(基準線&前日3時台安値圏)
第4サポート:130.50-55円(レート節目など)
第5サポート:130.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:129.80-85円(20日基準線など)
第7サポート:129.70-75円(200時間移動平均線など)
第8サポート:129.60-65円(転換線&60分足20本基準線)
経済指標
09:30 豪10-12月期小売売上高
16:00 独12月製造業受注
17:15 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ブダペスト]
17:30 独1月建設業PMI
17:40 マン英中銀委員、講演
18:30 ユーロ圏2月投資家信頼感指数
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
20:00 OECD主要国1月景気先行指数
24:00 加1月Ivey購買部協会指数
26:00 ピル英中銀理事、講演[ウェブイベント]