雇用統計に全集中。場合によっても3円の変動幅も
2023.02.03
2日のニューヨークの円相場は1ドル=128円75銭と、同日の東京市場の17時時点と同水準。一時は128円08銭と1月19日以来の円高ドル安水準を付けた。パウエル議長は1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「ディスインフレのプロセスが始まった」と述べた。インフレ沈静化を受けて利上げを早めに停止するとの見方が広がり、2日も米長期金利の低下が続いた。日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが優勢。
本日はなんといっても雇用統計。ナスダックが連日大幅に上昇しているのでそろそろ落ちそう。ナスダックが下がると円安になる傾向に最近はあるため要注目。雇用統計に結果次第ではドル円は3円程度動くかも。
テクニカル面では2日夜に安値を更新してからやや戻して前回ボトムから3日半を経過しているので、2日夕高値(129.101)を超えないうちは127円台中盤への下落余地ありとする。しかし2日夕高値超えからは強気サイクル入りとして3日の日中から7日朝にかけての間への上昇と129円台中盤試しを想定。
前々回ボトム 01月26日(129.025)
前回ボトム 01月30日(129.200)
経過日数 1.5日
前々回トップ 01月24日(131.107)
前回トップ 01月30日(130.271)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:129.85-90円(2/2/4時台高値圏など)
第7レジスタンス:129.65-70円(20日基準線&2/2/0時台高値圏)
第6レジスタンス:129.60-65円(転換線&ピボットS2)
第5レジスタンス:129.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第4レジスタンス:129.10-15円(前日高値圏&ピボットS1)
第3レジスタンス:129.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:128.90-95円(前日24時台高値圏など)
第1レジスタンス:128.75-80円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:128.58円(-0.34円)
第1サポート:128.40-45円(1σ下限ラインなど)
第2サポート:128.35-40円(1/20安値圏など)
第3サポート:128.25-30円(前日1時台安値圏など)
第4サポート:128.15-20円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:128.05-10円(前日安値圏&心ピボットB1)
第6サポート:128.00-05円(1/17安値圏&心理的節目)
第7サポート:127.75-80円(1/19安値圏など)
第8サポート:127.55-60円(1/18安値圏&ピボットB2)
経済指標
06:00 NZ1月ANZ消費者信頼感
07:00 豪1月非製造業PMI[確報]
09:30 豪12月持家住宅ローン件数
09:30 香港1月購買部景気指数
10:45 中国1月財新メディア非製造業PMI
14:00 シンガポール12月小売売上高
16:00 トルコ1月消費者物価指数
16:00 トルコ1月生産者物価指数
16:15 南ア1月スタンダード銀行PMI
16:45 仏12月鉱工業生産
16:45 仏12月製造業生産
17:30 香港12月小売売上高
17:45 伊1月非製造業PMI
17:50 仏1月非製造業PMI[確報]
17:55 独1月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏1月非製造業/総合PMI[確報]
18:00 ECB専門家予測調査
18:30 英1月非製造業PMI[確報]
19:00 ユーロ圏12月生産者物価指数
22:30 米1月雇用統計
23:45 米1月非製造業/総合PMI[確報]
24:00 米1月ISM非製造業総合指数