パウエル議長の発言に注目。資金管理に注意。
2023.01.10
9日のニューヨークの円相場は131円54銭近辺まで上昇する場面があった。6日発表の米雇用統計で、平均時給の伸びが市場予想を下回り、FRBの利上げが長引くとの見方が後退。米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は好不況の境目である50を2年7カ月ぶりに下回り、米景気減速が意識されたのも円高ドル安につながった。
本日の注目はパウエルFRB議長の発言だろう。発言内容によっては大きな動きになりそう。今週の注目は12日の消費者物価指数だが本日のパウエル議長の発言にも注目して欲しい。
テクニカル面では 9日夜に132.50円をいったん超えたため、9日昼安値を直近のルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と133円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 12月30日(131.542)
前回ボトム 01月03日(129.505)
経過日数 3.75日
前々回トップ 12月30日(132.323)
前回トップ 01月06日(134.765)
経過日数 0.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.65-70円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:132.55-60円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:132.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:132.40-45円(90時間移動平均線など)
第4レジスタンス:132.35-40円(前日16時台高値圏など)
第3レジスタンス:132.10-15円(転換線など)
第2レジスタンス:132.05-10円(前日24時台高値圏&200時間移動平均線)
第1レジスタンス:131.95-132.00円(60分足20本基準線など)
NY引け値:131.86円(-0.24円)
第1サポート:131.50-55円(前日4時台安値圏&レート節目)
第2サポート:131.30-35円(前日安値圏など)
第3サポート:131.20-25円(ピボットB1&1σ下限ライン)
第4サポート:131.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:130.75-80円(12/30安値圏など)
第6サポート:130.55-60円(1/2安値圏&ピボットB2)
第7サポート:130.50-55円(レート節目など)
第8サポート:130.40-45円(2022年8/2安値圏など)
経済指標
08:30 日12月東京区部消費者物価指数
08:30 日11月全世帯家計調査
09:01 英12月BRC小売売上高
16:00 トルコ11月失業率
16:00 トルコ11月鉱工業生産
16:45 仏11月鉱工業生産
16:45 仏11月製造業生産
18:30 パウエルFRB議長、ベイリー英中銀総裁、シュナーベルECB理事、黒田日銀総裁、マックレム加中銀総裁などがスウェーデン中銀主催のシンポジウムに参加
20:00 南ア11月製造業生産
20:00 米12月NFIB中小企業楽観指数
22:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 パウエルFRB議長、スウェーデン中銀主催のシンポジウムで講演
24:00 米1月IBD/TIPP景気楽観指数
24:00 米11月卸売在庫[確報]
24:00 米11月卸売売上高
24:35 デコス・スペイン中銀総裁、スウェーデン中銀主催のシンポジウムで講演
27:00 米財務省3年債入札