日本株は休場。突発的な動きに注意
2023.01.09
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発し、前日比1円30銭円高ドル安の1ドル=132円05銭で取引を終えた。6日発表の昨年12月の米雇用統計が賃金の伸び悩みを示したのを受け、米利上げの長期化観測がやや後退し、円買いドル売りが優勢。
本日は特に大きな経済指標の発表はない。日本株は休場のため突発的な動きに注意。夜は引き続き米国株の動きに左右されそう。
テクニカル面では6日午後時点では前回トップから4日半を経過したので6日未明安値(132.946)割れからは弱気サイクル入りとして132円前後試しとした。しかし6日夜に一段高したところからの急落で6日未明安値を割り込み132円まで下げたため、6日夜高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は7日未明から10日午後にかけての間として既に反騰注意期にあるとみるが、133円以下での推移中は130円台後半への下落余地ありとみる。
前々回ボトム 12月30日(131.542)
前回ボトム 01月03日(129.505)
経過日数 3.75日
前々回トップ 12月30日(132.323)
前回トップ 01月06日(134.765)
経過日数 0.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:133.80-85円(基準線など)
第7レジスタンス:133.65-70円(20日基準線など)
第6レジスタンス:133.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:133.40-45円(60分足20本基準線など)
第4レジスタンス:133.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:132.50-55円(レート節目圏など)
第2レジスタンス:132.30-35円(200時間移動平均線など)
第1レジスタンス:132.10-15円(転換線など)
NY引け値:132.10円(-1.29円)
第1サポート:132.00-05円(前日安値圏&心理的節目)
第2サポート:131.65-70円(1/5安値圏&12/22安値圏)
第3サポート:131.50-55円(1σ下限ライン&レート節目)
第4サポート:131.45-50円(12/21安値圏など)
第5サポート:131.10-15円(ピボットB1など)
第6サポート:131.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:130.75-80円(12/30安値圏など)
第8サポート:130.55-60円(1/2安値圏など)
経済指標
09:30 豪11月住宅建設許可件数
15:00 南ア12月末外貨準備高
15:45 スイス12月失業率
16:00 独11月鉱工業生産
16:45 仏11月貿易収支/経常収支
18:00 伊11月失業率は[速報]
18:30 ユーロ圏1月投資家信頼感指数
19:00 ユーロ圏11月失業率
20:00 OECD主要国12月景気先行指数
22:30 加11月住宅建設許可
26:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、経済見通しに関する討論会に参加
29:00 米11月消費者信用残高