フラッシュクラッシュがないとはいえない。資金管理には注意
2023.01.02
30日のニューヨークで円相場は続伸し、前日比1円95銭円高ドル安の1ドル=131円05銭で取引を終えた。四半期末を迎え、持ち高調整や需給面での円買いドル売りが優勢だった。日銀がインフレ見通しの上方修正を検討していると伝わり、金融緩和の修正を進めるとの思惑も円買いを勢いづけた面があった。
本日は特に大きな経済指標は無い。ただし、フラッシュクラッシュが以前起こったように流動性が極めて低いので大きな変動がある可能性はあるだろう。引き続き資金管理には注意して取引をしてほしい。
テクニカル面では30日午後時点では131円台後半への一段安余地ありとしたが、31日未明に131円を割り込んだためボトム形成期の延長入りによる下落余地ありとみて下値目途を130円前後試しへ引き下げる。
ただし、前回ボトムから5日を経過したので132円超えからは強気サイクル入りとして1月3日朝から5日朝にかけての間への上昇と133円試しを想定。
前々回ボトム 12月21日(130.554)
前回ボトム 12月26日(132.307)
経過日数 4.0日
前々回トップ 12月23日(133.131)
前回トップ 12月29日(134.496)
経過日数 1.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.80-85円(200時間移動平均線など)
第7レジスタンス:132.70-75円(1σ下限ラインなど)
第6レジスタンス:132.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第5レジスタンス:132.30-35円(前日24時台高値圏など)
第4レジスタンス:132.00-05円(前日22時台高値圏&心理的節目)
第3レジスタンス:131.80-85円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:131.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:131.25-30円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:131.11円(-1.89円)
第1サポート:131.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:130.75-80円(前日安値圏など)
第3サポート:130.55-60円(12/20安値圏&2σ下限ライン)
第4サポート:130.50-55円(レート節目など)
第5サポート:130.40-45円(8/2安値圏&6/6安値圏)
第6サポート:130.20-25円(ピボットB1など)
第7サポート:130.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:129.65-70円(6/3安値圏など)
経済指標
16:00 トルコ12月製造業PMI
17:45 伊12月製造業PMI
17:50 仏12月製造業PMI[確報]
17:55 独12月製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏12月製造業PMI[確報]
23:00 イスラエル中銀、政策金利発表