年末で流動性の低下には注意。基本円安か。
2022.12.30
29日のニューヨークの円相場は4営業日ぶりに反発し、前日比1円45銭円高ドル安の1ドル=133円10銭で取引を終えた。米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りの動きが強まった。
FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方から、前日の米長期金利は一時3.89%と11月中旬以来の高水準を付けた。円は前日にかけて下げ足を速めていたが、29日は米長期金利の上昇が一服したことから利益確定の円買いドル売りが広がった。
本日も特に重要な経済指標は無い。年末年始と言うこともあり、市場のプレイヤーはかなり減っている。昨日のような突発的な動きがあるかもしれない。昨日あれだけ円高になったので、本日はある程度戻すと予想する。
テクニカル面では30日未明に続落しているので引き続きボトム形成中とするが、前回ボトムから4日を経過したので133.60円超えを強気転換注意とする。134円超えからは強気サイクル入りとして1月3日朝から5日朝にかけての間への上昇と135円試しを想定。
前々回ボトム 12月21日(130.554)
前回ボトム 12月26日(132.307)
経過日数 4.0日
前々回トップ 12月23日(133.131)
前回トップ 12月29日(134.496)
経過日数 1.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.45-50円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:134.25-30円(12/29/1時台高値圏など)
第6レジスタンス:134.00-05円(転換線&ピボットS1)
第5レジスタンス:133.80-85円(前日19時台高値圏など)
第4レジスタンス:133.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第3レジスタンス:133.35-40円(前日1時台高値圏&60分足20本基準線)
第2レジスタンス:133.30-35円(200時間移動平均線など)
第1レジスタンス:133.05-10円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:133.00円(-1.46円)
第1サポート:132.90-95円(1σ下限ラインなど)
第2サポート:132.85-90円(前日安値圏など)
第3サポート:132.60-65円(12/27安値圏など)
第4サポート:132.50-55円(レート節目など)
第5サポート:132.40-45円(ピボットB1など)
第6サポート:132.30-35円(12/26安値圏など)
第7サポート:132.15-20円(12/23安値圏など)
第8サポート:132.00-05円(心理的節目など)
経済指標
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23:45 米12月シカゴ購買部協会景気指数