長期金利と失業保険数に注目
2022.12.29
28日のニューヨークの円相場は3日続落し、前日比1円円安ドル高の1ドル=134円45銭で取引。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大で円売り・ドル買いが優勢になった。
米長期金利が一時、前日比0.05%高い3.89%と11月中旬以来の高水準を付けた。FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が強く、足元で米長期金利は上昇基調となっている。日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが広がった。
本日の重要な経済指標は米新規失業保険申請件数。動意薄の中、機関投資家の仕掛けには注意。基本は円安基調だろう。
テクニカル面では、12月21日未明安値をボトムとして23日午前から27日午前にかけての間への上昇と133円台前半試しを想定してきた。28日朝時点では上値目途を134円台序盤へ引き上げ。28日午後時点では135円試しとしたが、29日早朝へ高値を切り上げているのでまだ上昇余地ありとする。
前々回ボトム 12月14日(134.498)
前回ボトム 12月19日(135.768)
経過日数 0.5日
前々回トップ 12月13日(137.974)
前回トップ 12月16日(138.180)
経過日数 2.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.50-55円(レート節目など)
第7レジスタンス:135.25-30円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:135.20-25円(基準線など)
第5レジスタンス:135.05-10円(20日基準線など)
第4レジスタンス:135.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:134.85-90円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:134.75-80円(週足遅行スパン抵抗など)
第1レジスタンス:134.45-50円(前日高値圏など)
NY引け値:134.46円(+1.00円)
第1サポート:134.10-15円(60分足20本基準線など)
第2サポート:134.05-10円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:134.00-05円(転換線&心理的節目)
第4サポート:133.70-75円(200時間移動平均線など)
第5サポート:133.65-70円(ピボットB1など)
第6サポート:133.50-55円(レート節目など)
第7サポート:133.40-45円(前日21時台安値圏など)
第8サポート:133.30-35円(前日安値圏など)
経済指標
16:00 トルコ12月経済信頼感
17:30 香港11月貿易収支
18:00 ユーロ圏11月マネーサプライ
18:00 欧州中銀[ECB]経済報告
22:30 米新規失業保険申請件数
25:00 EIA週間石油在庫統計
27:00 米財務省7年債入札