流動性の低下による突発的な動きに注意
2022.12.28
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前営業日の23日に比べ65銭円安ドル高の1ドル=133円45銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが優勢となった。もっとも、資源国通貨に対するドル売りが対円にも波及し、円は底堅く推移した。
本日も特段重要な指標はない。引き続き日銀ショックからどのくらい円安になるかに注目。流動性の低下による突発的な動きにも注意。いずれにしても資金管理が重要になるだろう。
テクニカル面では、27日夜へ高値を切り上げているのでまだ一段高余地ありとし、上値目途を134円台序盤へ引き上げる。
前々回ボトム 12月14日(134.498)
前回ボトム 12月19日(135.768)
経過日数 0.5日
前々回トップ 12月13日(137.974)
前回トップ 12月16日(138.180)
経過日数 2.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.00-05円(心理的節目など)
第7レジスタンス:134.75-80円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:134.50-55円(12/14安値圏&レート節目)
第5レジスタンス:134.15-20円(転換線&ピボットS2)
第4レジスタンス:134.05-10円(200時間移動平均線など)
第3レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:133.80-85円(ピボットS1など)
第1レジスタンス:133.55-60円(前日高値圏など)
NY引け値:133.46円(+0.85円)
第1サポート:133.20-25円(60分足20本基準線など)
第2サポート:133.10-15円(前日21時台安値圏&1σ下限ライン)
第3サポート:133.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:132.85-90円(ピボットB1など)
第5サポート:132.75-80円(前日15時台安値圏など)
第6サポート:132.60-65円(前日安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:132.50-55円(レート節目など)
第8サポート:132.30-35円(12/26安値圏など)
経済指標
08:50 日11月鉱工業生産[速報]
08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見[12月19-20日分]
18:00 スイス12月クレディスイス景気期待指数
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 米12月リッチモンド連銀製造業指数
24:00 米11月中古住宅販売成約指数
27:00 米財務省変動利付2年債、5年債入札