引き続き大幅な円安もありうる
2023.07.24
週末21日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差拡大観測から海外市場で円売り・ドル買いが進んだ流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=141円台後半で弱含みに推移した。午後5時現在は141円90銭と、前日同時刻比1円78銭の大幅な円安・ドル高。
本日は重要な指標はない。日本の金利が上がらなそうな公算。よって日米金利差が意識され円安ドル高になる可能性がある。
テクニカル面では7月17日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、18日夜に138円を割り込んでからの反騰で17日夜高値を上抜いたため、19日午後時点では14日午前と18日夜の両安値をボトムとした強気サイクル入り。20日夜から24日夜にかけての間への上昇と142円台前半試しを想定した。21日未明に142.00円に迫ったため21日朝時点では143円前後試しとしたが、21日午前へ小反落してから持ち直しているのでまだ上昇余地ありとみる。
前々回ボトム 07月08日(142.070)
前回ボトム 07月14日(137.240)
経過日数 2.75日
前々回トップ 07月10日(142.997)
前回トップ 07月17日(139.408)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.30-35円(週足1σ上限ラインなど)
第7レジスタンス:141.25-30円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:141.15-20円(週足転換線&調整50%戻し)
第5レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:140.65-70円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:140.45-50円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:140.35-40円(7/12高値圏など)
第1レジスタンス:140.20-25円(調整38.2%戻し&前日3時台高値圏)
NY引け値:141.90円(+1.72円)
第1サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:139.80-85円(60分足20本基準線など)
第3サポート:139.50-55円(レート節目など)
第4サポート:139.35-40円(前日19時台安値圏&転換線)
第5サポート:139.25-30円(1σ下限ライン&ピボットB1)
第6サポート:139.20-25円(先行スパン&200時間移動平均線)
第7サポート:139.10-15円(前日安値圏など)
第8サポート:139.00-05円(心理的節目など)
経済指標
07:45 NZ6月貿易収支
08:00 豪7月製造業/非製造業PMI[速報]
14:00 シンガポール6月消費者物価指数
14:30 日6月全国百貨店売上高
16:15 仏7月製造業/非製造業PMI[速報]
16:30 独7月製造業/非製造業PMI[速報]
17:00 台湾6月失業率
17:00 台湾6月鉱工業生産
17:00 ユーロ圏7月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
17:20 台湾6月マネーサプライ
17:30 英7月製造業/非製造業PMI[速報]
21:30 米6月シカゴ連銀全米活動指数
22:45 米7月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
26:00 米財務省2年債入札