小売売上に注目だが、金利により注目
2023.07.18
週明け17日のニューヨーク外国為替市場では、予想を上回った米ニューヨーク州製造業景況指数の発表を受けて円売り・ドル買いが一時優勢となったが、その後は円が買い戻され、円相場は1ドル=138円台後半で小動きとなった。午後5時現在は138円74銭と、前週末同時刻比06銭の円高・ドル安。
本日は小売売上に注目。ただし引き続き米国株と金利動向に左右されそう。特に金利動向に注目
テクニカル面では、7月14日午前に137円台序盤へ一段安してから午後にかけて1円を超える上昇となったため、14日午後時点では14日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして14日夕から17日午後にかけての間への上昇と139円台中盤試しを想定した。17日夜に138円を試してから14日深夜高値を上抜いているのでサイクルトップ形成期の延長入りによる上昇余地ありとし、17日夜高値超えからは140円試しとする。
前々回ボトム 07月08日(142.070)
前回ボトム 07月14日(137.240)
経過日数 0.75日
前々回トップ 07月6日(144.500)
前回トップ 07月10日(142.997)
経過日数 4.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:139.75-80円(7/12/16時台高値圏など)
第7レジスタンス:139.60-65円(7/12/21時台高値圏など)
第6レジスタンス:139.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:139.45-50円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:139.15-20円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:139.05-10円(遅行スパン抵抗など)
第2レジスタンス:139.00-05円(90時間移動平均線&心理的節目)
第1レジスタンス:138.90-95円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:138.71円(+0.06円)
第1サポート:138.50-55円(レート節目など)
第2サポート:138.40-45円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:138.35-40円(先行スパン&前日20時台安値圏)
第4サポート:138.20-25円(2σ下限ラインなど)
第5サポート:138.15-20円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:138.00-05円(75日移動平均線&心理的節目)
第7サポート:137.90-95円(7/13安値圏など)
第8サポート:137.55-60円(ピボットB1など)
経済指標
10:30 豪中銀理事会議事録[7月]
13:30 日5月第三次産業活動指数
17:30 香港6月失業率
18:30 ドイツ2年債入札
20:30 トルコ5月住宅価格指数
21:15 加6月住宅着工件数
21:30 加6月消費者物価指数
21:30 加6月鉱工業製品価格
21:30 加6月原料価格指数
21:30 米6月小売売上高
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:15 米6月鉱工業生産
22:15 米6月設備稼働率
23:00 米5月企業在庫
23:00 米7月NAHB住宅市場指数
29:00 米5月対米証券投資