特に重要な指標はなし。金利に注目
2023.07.17
週末14日のニューヨーク外国為替市場では、米利上げ長期化観測の後退に伴う急速な円高進行の反動から円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル＝138円台後半に下落した。午後5時現在は138円70銭と、前日同時刻比69銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はない。引き続き米国株と金利の動向に左右されそう。ただし、基本日米金利差は不変なので円安圧力が強そう。
テクニカル面では、7月10日午後高値をサイクルトップとして13日早朝から15日早朝にかけての間への下落を想定してたが、14日午前に137円台序盤へ一段安してから午後にかけて1円を超える上昇となったため、14日午後時点では14日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして14日夕から17日午後にかけての間への上昇と139円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 07月08日（142.070）
前回ボトム 07月14日（137.240）
経過日数 0.75日
前々回トップ 07月6日（144.500）
前回トップ 07月10日（142.997）
経過日数 4.5日
本日の重要なサポート＆レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス：139.75-80円（7/12/16時台高値圏など）
第7レジスタンス：139.60-65円（7/12/21時台高値圏など）
第6レジスタンス：139.50-55円（レート節目など）
第5レジスタンス：139.45-50円（ピボットS1など）
第4レジスタンス：139.15-20円（前日高値圏など）
第3レジスタンス：139.05-10円（遅行スパン抵抗など）
第2レジスタンス：139.00-05円（90時間移動平均線＆心理的節目）
第1レジスタンス：138.90-95円（前日4時台高値圏など）
NY引け値：138.71円（＋0.68円）
第1サポート：138.50-55円（レート節目など）
第2サポート：138.40-45円（前日23時台安値圏など）
第3サポート：138.35-40円（先行スパン＆前日20時台安値圏）
第4サポート：138.20-25円（2σ下限ラインなど）
第5サポート：138.15-20円（前日17時台安値圏など）
第6サポート：138.00-05円（75日移動平均線＆心理的節目）
第7サポート：137.90-95円（7/13安値圏など）
第8サポート：137.55-60円（ピボットB1など）
経済指標
08:01 英7月ライトムーブ住宅価格
09:30 シンガポール6月輸出
11:00 中国4-6月期ＧＤＰ統計
11:00 中国6月小売売上高
11:00 中国6月鉱工業生産
11:00 中国6月固定資産投資
17:00 伊6月調和消費者物価指数
17:15 ラガルドＥＣＢ総裁、講演
17:30 レーンＥＣＢ理事、パネル討論会に参加
21:15 エルダーソンＥＣＢ理事、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、パネル討論会に参加
21:30 加5月国際証券取扱高
21:30 加5月卸売売上高
21:30 米7月ニューヨーク連銀製造業景況指数