CPIを前に様子見か
2023.07.11
週明け10日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買いドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=141円台前半に上伸した。午後5時現在は141円26銭と、前週末同時刻比91銭の円高・ドル安。
本日も特に重要な指標はない。明日のCPIの発表を控えて様子見か。引き続き資金管理には十分注意を。
テクニカル面では、7月6日深夜の反騰により7日朝時点では6日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、144円以下での推移が続く場合は弱気転換注意として6日夕安値(143.557)割れからは新たな弱気サイクル入りとしていたが、7日午後に6日夕安値を割り込んだために6日深夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして11日午後から13日午後にかけての間への下落と142円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 06月30日(142.205)
前回ボトム 07月06日(143.557)
経過日数 0.5日
前々回トップ 06月30日(145.069)
前回トップ 07月03日(144.909)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:143.70-75円(6/26高値圏など)
第7レジスタンス:143.55-60円(転換線など)
第6レジスタンス:143.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第5レジスタンス:143.40-45円(前日22時台高値圏など)
第4レジスタンス:143.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:142.95-143.00円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:142.70-75円(20日基準線など)
第1レジスタンス:142.50-55円(レート節目など)
NY引け値:142.13円(-0.91円)
第1サポート:142.05-10円(前日安値圏など)
第2サポート:142.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:141.80-85円(基準線など)
第4サポート:141.60-65円(6/22安値圏など)
第5サポート:141.50-55円(レート節目など)
第6サポート:141.35-40円(ピボットB1など)
第7サポート:141.25-30円(6/21安値圏など)
第8サポート:141.20-25円(6/20安値圏など)
経済指標
08:01 英6月BRC小売売上高
08:50 日6月マネーストック
09:30 豪7月ウエストパック消費者信頼感
10:30 豪6月NAB企業景況感指数
10:30 豪6月NAB企業信頼感指数
15:00 日6月工作機械受注[速報]
15:00 英6月雇用統計
15:00 英5月ILO失業率
15:00 独6月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ5月経常収支
17:00 伊5月鉱工業生産
17:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
18:00 ユーロ圏7月ZEW景況感指数
18:00 独7月ZEW景況感指数
18:30 ドイツ5年債入札
19:00 米6月NFIB中小企業楽観指数
20:00 南ア5月製造業生産
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 ブラード・セントルイス連銀総裁、米経済と金融政策に関する討論会に参加
23:00 米7月IBD/TIPP景気楽観指数
24:30 米財務省1年債入札
26:00 米財務省3年債入札