休場明け大きな動きに警戒
2023.07.05
4日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の積極利上げ観測後退で下落した前日海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=144円台半ばに軟化した。終盤は、ポジション調整の売りに押され、一時144円30銭台まで水準を切り下げた。午後5時現在は、144円50銭と前日比33銭のドル安・円高。
本日の注目は特にない。米国株が休場明けため金利の動きに左右されそう。大きな動きもありうる。ポジション管理に注意。
テクニカル面では4日の上値抵抗線は3日夜高値(144.909)までとするが、高値更新からは強気サイクル入りと改めて5日午前から7日午前にかけての間への上昇と146円試しを想定する。
前々回ボトム 06月21日(141.216)
前回ボトム 06月26日(142.928)
経過日数 4.0日
前々回トップ 06月20日(142.252)
前回トップ 06月24日(143.868)
経過日数 4.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:145.90-95円(2022年9/22高値圏など)
第7レジスタンス:145.75-80円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:145.55-60円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(2022年10/3高値圏&ピボットS2)
第3レジスタンス:145.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第2レジスタンス:144.95-145.00円(2022年9/7高値圏など)
第1レジスタンス:144.85-90円(前日高値圏など)
NY引け値:144.50円(-0.30円)
第1サポート:144.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.50-55円(前日23時台安値圏&レート節目)
第3サポート:144.25-30円(ピボットB1など)
第4サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第5サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:143.80-85円(6/28/18時台安値圏&ピボットB2)
第7サポート:143.70-75円(6/28安値圏など)
第8サポート:143.50-55円(レート節目&ピボットLBOP)
経済指標
08:00 豪6月非製造業PMI[確報]
09:30 香港6月購買部景気指数
10:00 NZ6月ANZ商品価格指数
10:45 中国6月財新メディア非製造業PMI
14:00 シンガポール5月小売売上高
15:45 仏5月鉱工業生産
15:45 仏5月製造業生産
16:00 トルコ6月消費者物価指数
16:00 トルコ6月生産者物価指数
16:15 南ア6月スタンダード銀行PMI
16:45 伊6月非製造業PMI
16:50 仏6月非製造業PMI[確報]
16:55 独6月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月非製造業/総合PMI[確報]
17:00 ECB消費者期待調査
17:30 英6月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏5月生産者物価指数
20:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米5月製造業受注指数
23:00 米5月耐久財受注[確報]
23:00 米7月IBD/TIPP景気楽観指数
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事要旨[6月13-14日開催分]
29:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、中銀リサーチ協会[CEBRA]の年次総会で座談会に参加