独立記念日で休場。金利に注目
2023.07.04
週明け3日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差拡大観測を背景とした円売り・ドル買いの流れが続き、円相場は1ドル=144円台後半に下落した。午後5時現在は144円65銭と、前週末同時刻比39銭の円安・ドル高。翌4日に米独立記念日に伴う休場を控えて、動意は薄かった。
本日の注目は特にない。米国株が休場のため金利の動きに左右されそう。大きな動きは限定的か
テクニカル面では6月30日夜に144.20円台へ下落して前回トップから5日を経過したため、30日午前高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は30日夜から7月3日夕にかけての間と想定。29日夕安値を基準としてボトム形成期が長引く可能性もあるため注意し、30日午前高値を超えないうちは143円台中盤への下落余地ありとみる。 30日午前高値(145.069)超えからは新たな強気サイクル入りとして7月5日午前から7日午前にかけての間への上昇と146円試しを想定する。
前々回ボトム 06月21日(141.216)
前回ボトム 06月26日(142.928)
経過日数 4.0日
前々回トップ 06月20日(142.252)
前回トップ 06月24日(143.868)
経過日数 4.75日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:145.90-95円(2022年9/22高値圏など)
第7レジスタンス:145.75-80円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:145.55-60円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(2022年10/3高値圏&ピボットS2)
第3レジスタンス:145.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第2レジスタンス:144.95-145.00円(2022年9/7高値圏など)
第1レジスタンス:144.85-90円(前日高値圏など)
NY引け値:144.26円(-0.45円)
第1サポート:144.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.50-55円(前日23時台安値圏&レート節目)
第3サポート:144.25-30円(ピボットB1など)
第4サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第5サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:143.80-85円(6/28/18時台安値圏&ピボットB2)
第7サポート:143.70-75円(6/28安値圏など)
第8サポート:143.50-55円(レート節目&ピボットLBOP)
経済指標
08:50 日6月マネタリーベース
13:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
15:00 独5月貿易収支
22:30 加6月製造業PMI