ISM製造業景況指数に注目。基本円安か。資金管理には十分注意を。
2023.07.03
週末30日のニューヨーク外国為替市場では、インフレ圧力の緩和を示唆する米経済指標の発表を受けて円買いドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=144円台前半に上昇した。午後5時現在は144円26銭と、前日同時刻比49銭の円高・ドル安。
本日の注目はISM製造業景況指数。結果次第では146円に到達する可能性もあるだろう。為替介入の話が出ているが実際はかなりむずかしいはずだ。引き続き円安傾向だと考える。
テクニカル面では144.15円を上回るうちは上昇余地ありとするが、前回サイクルトップから4日半を経過したので144.15円割れからは弱気サイクル入りとして30日夜から7月3日夕にかけての間への下落と143円台中盤試しを想定する。ただし、いったん弱気サイクル入りした後に高値更新へ急伸する場合は新たな強気サイクル入りとして146円試しを想定する。
前々回ボトム 06月21日(141.216)
前回ボトム 06月26日(142.928)
経過日数 4.0日
前々回トップ 06月20日(142.252)
前回トップ 06月24日(143.868)
経過日数 4.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:145.90-95円(2022年9/22高値圏など)
第7レジスタンス:145.75-80円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:145.55-60円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(2022年10/3高値圏&ピボットS2)
第3レジスタンス:145.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第2レジスタンス:144.95-145.00円(2022年9/7高値圏など)
第1レジスタンス:144.85-90円(前日高値圏など)
NY引け値:144.26円(-0.45円)
第1サポート:144.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.50-55円(前日23時台安値圏&レート節目)
第3サポート:144.25-30円(ピボットB1など)
第4サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第5サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:143.80-85円(6/28/18時台安値圏&ピボットB2)
第7サポート:143.70-75円(6/28安値圏など)
第8サポート:143.50-55円(レート節目&ピボットLBOP)
経済指標
07:45 NZ5月住宅建設許可
08:00 豪6月製造業PMI[確報]
08:50 日銀企業短期経済観測調査[短観]
09:30 台湾6月製造業PMI
10:30 豪5月持家住宅ローン件数
10:30 豪5月住宅建設許可件数
10:45 中国6月財新メディア製造業PMI
14:00 日6月新車販売台数
14:00 日6月軽自動車・新車販売台数
15:30 スイス6月消費者物価指数
15:45 仏5月財政収支
16:00 トルコ6月製造業PMI
16:30 スイス6月製造業PMI
16:45 伊6月製造業PMI
16:50 仏6月製造業PMI[確報]
16:55 独6月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月製造業PMI[確報]
17:30 香港5月小売売上高
17:30 英6月製造業PMI[確報]
18:00 南ア6月製造業PMI
22:00 シンガポール6月購買部景気指数
22:00 シンガポール6月電子産業指数
22:45 米6月製造業PMI[確報]
23:00 米6月ISM製造業景況指数
23:00 米6月ISM支払価格
23:00 米5月建設支出