米GDPと失業保険件数に注目に注目
2023.06.29
28日のニューヨーク外国為替市場では、日米欧間の金利差拡大観測がくすぶる中を円売り・ドル買いが先行し、円相場は一時1ドル=144円62銭と昨年11月上旬以来約7カ月半ぶりの安値水準に下落した。その後は144円台半ばまで戻し、午後5時現在は144円43銭と、前日同時刻比40銭の円安・ドル高。
本日の注目は米国GDPと失業保険件数。内容によっては145円台もありそう。ポジション管理に注意
テクニカル面では 3-5日サイクルでは、6月26日夕刻に143円をいったん割り込んだために27日朝時点では24日未明高値を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて24日未明高値を直近のサイクルトップとし、27日深夜への上昇で24日未明高値を上抜いたため、28日朝時点では26日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクルとして28日深夜から7月1日未明にかけての間への上昇と145円試しを想定した。
前々回ボトム 06月16日(139.854)
前回ボトム 06月21日(141.216)
経過日数 2.5日
前々回トップ 06月15日(141.497)
前回トップ 06月20日(142.252)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.10-15円(2022年9/9高値圏など)
第7レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:143.80-85円(2022年9/15高値圏など)
第5レジスタンス:143.65-70円(2022年9/16高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:143.60-65円(2022年9/19高値圏など)
第3レジスタンス:143.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:143.45-50円(2022年9/12高値圏など)
第1レジスタンス:143.20-25円(前日高値圏など)
NY引け値:143.10円(+1.24円)
第1サポート:142.95-143.00円(2σ上限ライン&6時台安値圏)
第2サポート:142.90-95円(前日3時台安値圏など)
第3サポート:142.50-55円(レート節目など)
第4サポート:142.40-45円(60分足20本基準線など)
第5サポート:142.05-10円(ピボットB1など)
第6サポート:142.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:141.90-95円(75時間移動平均線など)
第8サポート:141.75-80円(前日21時台安値圏など)
経済指標
08:50 日5月商業販売統計
10:00 NZ6月ANZ企業景況感
10:30 豪5月小売売上高
14:00 日6月消費者態度指数
15:30 パウエルFRB議長、デコス・スペイン中銀総裁、金融安定性に関する会議に参加
16:30 スウェーデン中銀、政策金利発表
17:00 南ア1-3月期BER消費者信頼感
17:00 欧州中銀 経済報告
17:30 英5月消費者信用残高
17:30 英5月住宅証券融資残高
17:30 英5月住宅ローン承認件数
17:30 英5月マネーサプライ
18:00 ユーロ圏6月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏6月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏6月経済信頼感
18:00 ユーロ圏6月サービス業信頼感
18:30 南ア5月生産者物価指数
21:00 独6月消費者物価指数[速報]
21:30 米1-3月期GDP統計[確報]
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米5月中古住宅販売成約指数
25:30 テンレイロ英中銀委員、講演
28:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、米国経済の見通しについて講演