パウエルFRB議長の発言に注目。
2023.06.28
27日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差拡大観測が広がる中で円売りドル買いが進行し、円相場は一時1ドル=144円18銭と、昨年11月以来7カ月半ぶりの安値水準を付けた。午後5時現在は144円13銭と、前日同時刻比58銭の円安・ドル高。
本日の注目はパウエルFRB議長の発言。利上げ発言が出れば145円台も十分ありそう。ポジション管理に注意
テクニカル面では27日の日中は143円台中盤で横ばいのためまだ一段安余地が残るが、24日未明高値(143.868)超えからは強気サイクル入りとして28日深夜から7月1日未明にかけての間への上昇と145円試しを想定する。
前々回ボトム 06月16日(139.854)
前回ボトム 06月21日(141.216)
経過日数 2.5日
前々回トップ 06月15日(141.497)
前回トップ 06月20日(142.252)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.10-15円(2022年9/9高値圏など)
第7レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:143.80-85円(2022年9/15高値圏など)
第5レジスタンス:143.65-70円(2022年9/16高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:143.60-65円(2022年9/19高値圏など)
第3レジスタンス:143.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:143.45-50円(2022年9/12高値圏など)
第1レジスタンス:143.20-25円(前日高値圏など)
NY引け値:143.10円(+1.24円)
第1サポート:142.95-143.00円(2σ上限ライン&6時台安値圏)
第2サポート:142.90-95円(前日3時台安値圏など)
第3サポート:142.50-55円(レート節目など)
第4サポート:142.40-45円(60分足20本基準線など)
第5サポート:142.05-10円(ピボットB1など)
第6サポート:142.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:141.90-95円(75時間移動平均線など)
第8サポート:141.75-80円(前日21時台安値圏など)
経済指標
10:30 中国5月工業利益
15:00 独7月GFK消費者信頼感
15:45 仏6月INSEE消費者信頼感指数
17:00 スイス6月クレディスイス景気期待指数
17:00 ユーロ圏5月マネーサプライ
17:00 伊5月生産者物価指数
18:00 伊6月消費者物価指数[速報]
19:00 伊4月工業売上高
19:30 ピル英中銀理事、講演[シントラ]
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 米5月卸売在庫[速報]
21:30 米5月小売在庫
21:30 米5月前渡商品貿易収支
22:30 パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、植田日銀総裁、ベイリー英中銀総裁、ECBフォーラムで講演[シントラ]
22:30 パウエルFRB議長、ECBフォーラムの政策パネルに参加
23:30 EIA週間石油在庫統計
25:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
26:00 米財務省7年債、2年物変動利付債入札