大きな円高か。引き続き金利と株価に注意
2023.06.12
週末9日のニューヨーク外国為替市場では、日米欧の金融政策決定会合を控えて様子見ムードが広がる中を円売り・ドル買いが先行し、円相場は1ドル=139円台前半に下落した。午後5時現在は139円29銭と、前日同時刻比41銭の円安ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き金利と株価に注意。大きな円高調整には注意すべきだろう。
前々回ボトム 06月01日(138.418)
前回ボトム 06月07日(139.024)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月05日(140.450)
前回トップ 06月08日(140.244)
経過日数 1.5日
テクニカル面では、6月7日深夜からの急伸で6日深夜高値を上抜いたために7日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、8日午後時点では5日夕高値とのダブルトップに終わる可能性もあるとしていたが、8日深夜に7日夜安値を割り込んだため、9日朝時点では8日朝高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして12日夜から14日夜にかけての間への下落と138円前後試しを想定した。

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.05-10円(前日10時台高値圏など)
第7レジスタンス:139.95-140.00円(前日16時台高値圏&6/6高値圏)
第6レジスタンス:139.80-85円(前日20時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:139.65-70円(転換線など)
第4レジスタンス:139.60-65円(200時間移動平均線&60分足先行スパン)
第3レジスタンス:139.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第2レジスタンス:139.35-40円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:138.95-139.00円(20日基準線&前日4時台高値圏)
NY引け値:139.29円(+0.49円)
第1サポート:138.80-85円(前日安値圏など)
第2サポート:138.60-65円(6/2安値圏など)
第3サポート:138.50-55円(レート節目など)
第4サポート:138.40-45円(6/1安値圏&ピボットB1)
第5サポート:138.20-25円(5/24安値圏など)
第6サポート:138.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:137.90-95円(ピボットB2など)
第8サポート:137.75-80円(1σ下限ラインなど)
経済指標
08:50 日5月企業物価指数
15:00 日5月工作機械受注[速報]
16:00 トルコ4月経常収支
16:00 トルコ4月失業率
20:00 パキスタン中銀、政策金利発表
23:00 マン英中銀委員、講演
26:00 米財務省3年債、10年債入札
27:00 米5月財政収支