大幅な円高調整に注意
2023.06.13
週明け12日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合を控え様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=139円台後半に軟化した。午後5時現在は139円56銭と、前週末同時刻比27銭の円安ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き金利と株価に注意。そろそろ大きな円高調整があってもおかしくないかもしれない。
テクニカル面では、6月7日夜安値をサイクルボトムとして底割れからは新たな弱気サイクル入りとし、8日深夜に7日夜安値を割り込んだため、9日朝時点では8日朝高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして12日夜から14日夜にかけての間への下落と138円前後試しを想定した。
前々回ボトム 06月01日(138.418)
前回ボトム 06月07日(139.024)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月05日(140.450)
前回トップ 06月08日(140.244)
経過日数 1.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.05-10円(前日10時台高値圏など)
第7レジスタンス:139.95-140.00円(前日16時台高値圏&6/6高値圏)
第6レジスタンス:139.80-85円(前日20時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:139.65-70円(転換線など)
第4レジスタンス:139.60-65円(200時間移動平均線&60分足先行スパン)
第3レジスタンス:139.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第2レジスタンス:139.35-40円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:138.95-139.00円(20日基準線&前日4時台高値圏)
NY引け値:139.29円(+0.49円)
第1サポート:138.80-85円(前日安値圏など)
第2サポート:138.60-65円(6/2安値圏など)
第3サポート:138.50-55円(レート節目など)
第4サポート:138.40-45円(6/1安値圏&ピボットB1)
第5サポート:138.20-25円(5/24安値圏など)
第6サポート:138.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:137.90-95円(ピボットB2など)
第8サポート:137.75-80円(1σ下限ラインなど)
経済指標
08:50 日1-3月期法人企業景気予測調査
09:30 豪6月ウエストパック消費者信頼感
10:30 豪5月NAB企業景況感指数
10:30 豪5月NAB企業信頼感指数
15:00 松谷投信協会長、記者会見
15:00 英5月雇用統計
15:00 英4月ILO失業率
15:00 独5月消費者物価指数[確報]
17:00 伊1-3月期失業率
18:00 ユーロ圏6月ZEW景況感指数
18:00 独6月ZEW景況感指数
18:00 英中銀政策委員に就任予定のグリーン氏が財務委員会で証言
18:00 イタリア3年、7年債入札
18:30 独5年債入札
21:30 米5月消費者物価指数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]、2日間の会合を開始
23:00 ベイリー英中銀総裁、上院委員会で証言
26:00 米財務省30年債入札