大きな円高の可能性は依然としてあり。
2023.05.31
連休明け30日のニューヨークでは、米長期金利低下を眺めて円買いドル売りが強まり、円相場は1ドル=139円台後半に上伸した。午後5時現在は139円73銭と、前週末同時刻比83銭の円高ドル安。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き米国株の動きと日米金利に左右される展開になるだろう。
テクニカル面では29日午前高値を超えてから反落したために30日午後時点では139.85円割れを弱気転換注意としたが、30日深夜への下落で139.85円を割り込んで26日夕安値に迫ったため、30日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして31日午後から6月2日夕にかけての間への下落と138円台後半試しを想定する。

前々回ボトム 05月22日(137.484)
前回ボトム 05月24日(138.231)
経過日数 1.5日
前々回トップ 05月19日(138.746)
前回トップ 05月23日(138.907)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.05-10円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:140.70-75円(2022年11/17高値圏など)
第5レジスタンス:140.60-65円(2022年11/15高値圏&2σ上限ライン)
第4レジスタンス:140.55-60円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:140.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:140.25-30円(2022年11/16高値圏など)
第1レジスタンス:140.20-25円(前日高値圏など)
NY引け値:140.56円(+0.59円)
第1サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:139.85-90円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:139.70-75円(60分足20本基準線など)
第4サポート:139.50-55円(レート節目など)
第5サポート:139.25-30円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:139.15-20円(前日21時台安値圏&ピボットB1)
第7サポート:139.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:138.95-139.00円(5/25/3時台安値圏&75時間移動平均線)
経済指標
08:00 ロウ豪中銀総裁、上院委員会に出席
08:50 日4月鉱工業生産[速報]
08:50 日4月商業販売統計
10:00 NZ5月ANZ企業景況感
10:30 豪4月民間部門信用
10:30 中国5月製造業/非製造業PMI
11:00 シンガポール4月マネーサプライ
14:00 日5月消費動向調査
14:00 日4月新設住宅着工戸数
14:00 日4月建設工事受注額
14:30 森田日証協会長、記者会見
15:00 独4月輸入物価指数
15:30 スイス4月小売売上高
15:45 仏1-3月期GDP統計[確報]
15:45 仏5月消費者物価指数[速報]
15:45 仏4月消費者支出
15:45 仏4月生産者物価指数
16:00 タイ中銀、政策金利
16:00 トルコ1-3月期GDP統計
16:55 独5月雇用統計
17:00 スイス5月クレディスイス景気期待指数
17:00 伊1-3月期GDP統計[確報]
17:00 ECB金融安定報告
17:30 ビスコ伊中銀総裁、イベントで講演
18:00 伊5月消費者物価指数[速報]
18:30 ドイツ7年債入札
19:00 外国為替平衡操作の実施状況 [4月27日-5月29日]
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 インド1-3月期GDP統計
21:00 南ア4月貿易収支
21:00 独5月消費者物価指数[速報]
21:30 加3月及び1-3月期GDP統計
21:50 コリンズ・ボストン連銀総裁、ボウマンFRB理事でイベントで開会の挨拶
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:15 マン英中銀委員、講演
22:45 米5月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米4月雇用動態調査[JOLT]
24:00 ジョルダン・スイス中銀総裁、国際決済銀行[BIS]カルステンス総支配人が講演[ルガーノ]
25:20 コリンズ・ボストン連銀総裁、イベントで閉会の挨拶
25:30 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、マクロ経済・金融情勢について講演
27:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]公表