円安トレンド。さらなる円安の可能性も。
2023.05.18
ニューヨーク外国為替市場では、米国の景気減速懸念が弱まったことから円売りドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=137円台後半に下落した。午後5時現在は137円65銭と、前日同時刻(136円34銭)比1円31銭の円安ドル高。
本日も特に重要な経済指標はない。引き続き金利と株価に左右されそう。円安の可能性のほうが高そうだがポジション管理に注意。
テクニカル面では、5月11日夜安値をサイクルボトムとして15日午後から17日夕にかけての間への上昇と136円台後半への上昇を想定してきたが、15日夜高値の後は新たな高値更新へ進めずに前回トップから3日半を経過したので、16日午後時点では15日夜高値を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて15日夜高値を直近のサイクルトップとし、高値更新からは137円試しとした。

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.10-15円(5/5高値圏など)
第7レジスタンス:135.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第6レジスタンス:134.85-90円(5/4高値圏など)
第5レジスタンス:134.80-85円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:134.75-80円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:134.70-75円(20日基準線&5/2-10レジスタンスライン)
第2レジスタンス:134.65-70円(基準線など)
第1レジスタンス:134.55-60円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:137.64円
第1サポート:134.35-40円(60分足20本基準線など)
第2サポート:134.30-35円(前日1時台安値圏など)
第3サポート:134.10-15円(5/10安値圏など)
第4サポート:134.05-10円(遅行スパン支持など)
第5サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:133.90-95円(前日9時台安値圏&ピボットB1)
第7サポート:133.85-90円(5/5安値圏など)
第8サポート:133.75-80円(前日安値圏&1σ下限ライン)
前々回ボトム 05月05日(133.487)
前回ボトム 05月11日(133.750)
経過日数 0.75日
前々回トップ 05月02日(137.742)
前回トップ 05月10日(135.468)
経過日数 1.5日
経済指標
07:45 NZ1-3月期生産者物価指数
08:50 日4月貿易収支[通関統計]
10:00 SWIFT[国際銀行間通信協会]4月決済シェア
10:30 豪4月雇用統計
14:00 日4月首都圏新築分譲マンション販売
16:00 フィリピン中銀、政策金利発表
16:45 ピル英中銀理事、講演
17:00 欧州中銀 経済報告
17:30 香港4月失業率
21:30 米5月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:05 ジェファーソンFRB理事、経済見通しについて講演
22:30 バーFRB副議長、上院銀行委員会で証言
23:00 米4月中古住宅販売件数
23:00 米4月景気先行指数
23:00 カナダ中銀、金融システムレビュー公表
23:00 ローガン・ダラス連銀総裁、テキサス銀行協会の大会で講演
26:00 米財務省インフレ指数連動10年債入札
27:00 メキシコ中銀、政策金利発表