円安トレンドだがポジション管理には注意。
2023.05.17
16日のニューヨークは、米国の債務上限問題の出口が見えない中、米経済指標が好調だったため、円売りドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=136円台前半に下落した。午後5時現在は136円34銭と、前日同時刻(136円04銭)比30銭の円安・ドル高。
本日も特に重要な経済指標はない。引き続き金利と株価に左右されそう。円安の可能性のほうが高そうだがポジション管理に注意。
テクニカル面では、5月11日夜安値をサイクルボトムとして15日午後から17日夕にかけての間への上昇と136円台後半への上昇を想定してきたが、15日夜高値の後は新たな高値更新へ進めずに前回トップから3日半を経過したので、16日午後時点では15日夜高値を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて15日夜高値を直近のサイクルトップとし、高値更新からは137円試しとした。
前々回ボトム 05月05日(133.487)
前回ボトム 05月11日(133.750)
経過日数 0.75日
前々回トップ 05月02日(137.742)
前回トップ 05月10日(135.468)
経過日数 1.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.10-15円(5/5高値圏など)
第7レジスタンス:135.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第6レジスタンス:134.85-90円(5/4高値圏など)
第5レジスタンス:134.80-85円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:134.75-80円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:134.70-75円(20日基準線&5/2-10レジスタンスライン)
第2レジスタンス:134.65-70円(基準線など)
第1レジスタンス:134.55-60円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:136.04円
第1サポート:134.35-40円(60分足20本基準線など)
第2サポート:134.30-35円(前日1時台安値圏など)
第3サポート:134.10-15円(5/10安値圏など)
第4サポート:134.05-10円(遅行スパン支持など)
第5サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:133.90-95円(前日9時台安値圏&ピボットB1)
第7サポート:133.85-90円(5/5安値圏など)
第8サポート:133.75-80円(前日安値圏&1σ下限ライン)
経済指標
08:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁とグールズビー・シカゴ連銀総裁、、アトランタ連銀主催の会合で公開討論
08:50 日1-3月期GDP統計[一次速報]
09:30 豪4月ウエストパック景気先行指数
09:30 シンガポール4月輸出
10:30 中国4月新築住宅価格
10:30 豪1-3月期賃金コスト指数
13:30 日3月鉱工業生産[確報]
13:30 日3月設備稼働率指数
14:30 仏1-3月期ILO失業率
15:00 EU4月新車登録台数
17:00 伊3月貿易収支
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数[改定値]
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 南ア3月小売売上高
20:30 トルコ3月住宅価格指数
21:30 加3月国際証券取扱高
21:30 米4月住宅着工件数
21:30 米4月建設許可件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:15 デギンドスECB副総裁、講演
26:00 米財務省20年債入札