米国株と金利に注目
2023.05.12
11日のニューヨーク外国為替市場では、米物価指標の下振れで一時的に円買いドル売りが先行した一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による今後の利上げ可能性が排除できないとの見方から、円相場は1ドル=134円台半ばに下落した。午後5時現在は134円50銭と、前日同時刻比16銭の円安・ドル高。
本日の注目の指標はない。引き続き米国株の動向と金利情勢に注意。大きく円安になる可能性はありそう。
テクニカル面では、5月9日夜に9日午前高値を上抜いたために10日朝時点では9日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクルとし、9日夕安値割れからは弱気サイクル入りとしていたが、10日夜の急落で9日夕安値を割り込んだため、11日朝時点では10日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして12日夕から16日夕にかけての間への下落と133円台前半試しを想定した。
前々回ボトム 05月05日(133.487)
前回ボトム 05月09日(134.727)
経過日数 1.0日
前々回トップ 05月02日(137.742)
前回トップ 05月09日(135.318)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.65-70円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:135.50-55円(転換線&レート節目)
第6レジスタンス:135.40-45円(200時間移動平均線など)
第5レジスタンス:135.35-40円(前日高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:135.25-30円(5/8高値圏&前日1時台高値圏)
第3レジスタンス:135.20-25円(5/8/21時台高値圏など)
第2レジスタンス:135.15-20円(5/8/3時台高値圏など)
第1レジスタンス:135.10-15円(5/5高値圏&4/19高値圏)
NY引け値:134.50円(+0.05円)
第1サポート:135.00-05円(心理的節目&60分足20本基準線)
第2サポート:134.90-95円(前日10時台安値圏など)
第3サポート:134.75-80円(前日20時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:134.70-75円(前日安値圏&90時間移動平均線)
第5サポート:134.60-65円(20日基準線&5/8安値圏)
第6サポート:134.50-55円(レート節目など)
第7サポート:134.40-45円(ピボットB2など)
第8サポート:134.20-25円(基準線など)
経済指標
07:30 NZ4月ビジネスPMI
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:50 日4月マネーストック
12:00 NZ4-6月期RBNZインフレ期待
15:00 英1-3月期GDP統計[速報]
15:00 英3月鉱工業生産
15:00 英3月製造業生産
15:00 英3月商品貿易収支
15:00 英3月建設支出
15:00 英1-3月期総合事業投資[速報]
15:00 英3月サービス業指数
15:45 仏4月消費者物価指数[確報]
17:30 香港1-3月期GDP統計
20:15 ピル英中銀理事、講演
21:00 インド4月消費者物価指数
21:00 インド3月鉱工業生産
21:30 米4月輸出入物価指数
23:00 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]