いよいよCPIの発表。大きな動きに警戒
2023.05.10
9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比10銭円安ドル高の1ドル=135円20銭で取引を終えた。10日に4月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えている。インフレ圧力の根強さを示す内容であれば米連邦準備理事会(FRB)による引き締めの長期化につながるとの警戒から、円売りドル買いが優勢だった。
本日の注目はなんといってもアメリカのCPI・結果次第では2,3円動く可能性があるため資金管理には注意。
テクニカル面ではでは、5月5日未明安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして5日夜から9日午後にかけての間への上昇を想定してきたが、9日午前に8日午前高値をわずかに超えてから135円割れへ反落して前回サイクルトップから5日を経過したので、9日午後時点では9日午前高値を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて9日午前高値を直近のサイクルトップとした
前々回ボトム 05月01日(136.577)
前回ボトム 05月05日(133.487)
経過日数 1.75日
前々回トップ 05月01日(136.975)
前回トップ 05月02日(137.742)
経過日数 4.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.70-75円(5/4/3時台高値圏など)
第7レジスタンス:135.50-55円(1σ上限ライン&レート節目)
第6レジスタンス:135.35-40円(転換線&ピボットS1)
第5レジスタンス:135.25-30円(90時間移動平均線など)
第4レジスタンス:135.10-15円(前日高値圏&4/19高値圏)
第3レジスタンス:135.05-10円(200時間移動平均線など)
第2レジスタンス:135.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:134.85-90円(5/4高値圏など)
NY引け値:134.84円(+0.64円)
第1サポート:134.65-70円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:134.50-55円(レート節目など)
第3サポート:134.40-45円(60分足20本基準線など)
第4サポート:134.35-40円(20日基準線など)
第5サポート:134.20-25円(基準線など)
第6サポート:134.10-15円(ピボットB1など)
第7サポート:133.95-134.00円(前日17時台安値圏など)
第8サポート:133.85-90円(前日安値圏など)
経済指標
14:00 日3月景気動向指数[速報]
15:00 独4月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ3月失業率
16:00 トルコ3月鉱工業生産
17:00 伊3月鉱工業生産
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:20 センテノ・ポルトガル中銀総裁、リスボンでの会議で閉会の挨拶
21:30 加3月住宅建設許可
21:30 米3月消費者物価指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省10年債入札[350億ドル]