米国雇用統計に注目。資金管理には気を付けて
2023.05.05
4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比45銭円高ドル安の1ドル=134円30銭で取引を終えた。米中堅銀行の経営破綻が広がるとの懸念から低リスク通貨とされる円が買われた。
本日の注目は何といっても米国雇用統計。結果によっては2、3円動くかもしれない。どちらかというと、円安に触れる可能性の方が高いかもしれない。
テクニカル面では、5日未明に133.50円を割り込んでから134円台へ戻して前回ボトムから3日を経過しているので、4日夜高値(134.868)を超えないうちは132円台後半への下落余地ありとするが、4日夜高値超えからは強気サイクル入りとして5日午後から9日午後にかけての間への上昇と135円台中盤試しを想定する。

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.10-15円(4/19高値圏など)
第7レジスタンス:135.05-10円(200時間移動平均線など)
第6レジスタンス:135.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:134.85-90円(前日高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:134.80-85円(前日16時台高値圏など)
第3レジスタンス:134.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:134.35-40円(20日基準線&前日5時台高値圏)
第1レジスタンス:134.30-35円(60分足20本基準線など)
NY引け値:134.20円(-0.47円)
第1サポート:134.15-20円(前日15時台安値圏など)
第2サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:133.75-80円(週足転換線など)
第4サポート:133.55-60円(遅行スパン支持など)
第5サポート:133.50-55円(前日安値圏&ピボットB1)
第6サポート:133.30-35円(4/28安値圏など)
第7サポート:133.20-25円(4/27安値圏&1σ下限ライン)
第8サポート:133.00-05円(4/26安値圏&心理的節目)
経済指標
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