日銀ショックからの調整か。円安ドル高の予感。
2022.12.22
21日のニューヨーク市場で円相場は132円45銭で終え、同日の東京市場17時時点と比べ約70銭の円安ドル高。日銀の緩和修正をきっかけに円相場は7円近く急伸する場面があるなど買われすぎとの見方も広がり、持ち高調整の円売りドル買いに押された。円高進行がいったん落ち着いたことで22日の東京市場でも円の買い持ちを縮小する動きが広がりそうだ。
本日も特に重要な指標はない。引き続き日銀ショックの調整が起こりそう。たかだか0.25%の金利引き上げで騒ぎすぎの感もありある程度、円安ドル高に修正されるのではないか。
テクニカル面では21日未明安値からの持ち直しを続けて21日深夜高値まで2円近い上昇幅となったため、21日未明安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当。
21日未明安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして23日午前から27日午前にかけての間への上昇と133円台前半試しを想定。
前々回ボトム 12月14日(134.498)
前回ボトム 12月19日(135.768)
経過日数 0.5日
前々回トップ 12月13日(137.974)
前回トップ 12月16日(138.180)
経過日数 2.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:133.85-90円(ピボットHBOPなど)
第7レジスタンス:133.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:133.15-20円(ピボットS2など)
第5レジスタンス:133.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:132.90-95円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:132.85-90円(10/20/21時台高値圏など)
第2レジスタンス:132.80-85円(ピボットS1など)
第1レジスタンス:132.50-55円(前日高値圏&レート節目)
NY引け値:132.46円(+0.77円)
第1サポート:132.10-15円(60分足20本基準線など)
第2サポート:132.05-10円(2σ下限ライン&前日4時台安値圏)
第3サポート:131.80-85円(前日24時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:131.55-60円(前日17時台安値圏など)
第5サポート:131.50-55円(レート節目など)
第6サポート:131.45-50円(前日安値圏など)
第7サポート:131.10-15円(ピボットB2など)
第8サポート:131.00-05円(心理的節目など)
経済指標
10:00 SWIFT[国際銀行間通信協会]11月決済シェア
14:00 日10月景気動向調査[改定値]
16:00 英7-9月期GDP統計[確報]
16:00 英7-9月期総合事業投資[確報]
16:00 英7-9月期経常収支
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 台湾11月失業率
18:00 伊10月工業売上高
19:00 伊11月生産者物価指数
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
22:30 米7-9月期GDP統計[確報]
22:30 米11月シカゴ連銀全米活動指数
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 米11月景気先行指数
25:00 米カンザスシティ連銀12月製造業活動指数
27:00 米財務省5年インフレ指数連動債入札