ようやく円安か。長期金利を見れば長期目線でロングだが…
2022.12.20
19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比15銭円安ドル高の1ドル=136円85銭で。FRBが利上げを継続するとの見方が根強く、円売りドル買いが優勢だった。先週はFRBのパウエル議長がインフレ抑制のために利上げを続ける姿勢を示した。金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売りドル買いが広がった。
本日は特に重要な経済指標は無い。引き続き株価に影響される展開が続くだろう。11月から12月にかけて円高傾向が続いているが、金利差を考えると一気に円安に戻ってもおかしくない。引き続き長期目線ではロングで良いだろう。ただし短期利益を狙うのであればショートも混ぜていきたい。
テクニカル面では、19日深夜への上昇で137円を超えたため、19日朝からの揉み合い終点となる19日夕安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして20日深夜から23日未明にかけての間への上昇と12月16日未明高値(138.180)試しを想定する。
前々回ボトム 12月14日(134.498)
前回ボトム 12月19日(135.768)
経過日数 0.5日
前々回トップ 12月13日(137.974)
前回トップ 12月16日(138.180)
経過日数 2.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:137.90-95円(基準線など)
第7レジスタンス:137.85-90円(12/15/6時台高値圏&12/7高値圏)
第6レジスタンス:137.75-80円(12/16高値圏など)
第5レジスタンス:137.45-50円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:137.35-40円(12/16/23時台高値圏など)
第3レジスタンス:137.15-20円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:137.10-15円(20日基準線など)
第1レジスタンス:137.00-05円(前日5時台高値圏&心理的節目)
NY引け値:136.89円(+0.24円)
第1サポート:136.70-75円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:136.60-65円(75時間移動平均線など)
第3サポート:136.50-55円(200時間移動平均線&前日24時台安値圏)
第4サポート:136.30-35円(転換線&12/17/3時台安値圏)
第5サポート:136.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第6サポート:135.75-80円(前日安値圏&1σ下限ライン)
第7サポート:135.70-75円(200日移動平均線など)
第8サポート:135.60-65円(12/9安値圏など)
経済指標
06:45 NZ11月貿易収支
09:00 NZ12月ANZ企業景況感
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
09:30 豪中銀 議事録
14:00 日11月コンビニエンスストア売上高
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
16:00 南ア10月景気先行指数
16:00 スイス11月貿易収支
16:00 トルコ12月消費者信頼感
16:00 独11月生産者物価指数
17:00 台湾11月輸出受注
17:30 香港11月消費者物価指数
18:00 ユーロ圏10月経常収支
18:00 カジミール・スロバキア中銀総裁、講演
18:00 ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
18:30 伊10月経常収支
19:00 ベルギー12月消費者信頼感
22:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
22:30 加10月小売売上高
22:30 米11月住宅着工件数
22:30 米11月建設許可件数
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 ユーロ圏12月消費者信頼感[速報]