短期的には円高の可能性あり。ショートを混ぜた取引を
2022.12.19
16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比1円ちょうど円高ドル安の1ドル=136円80銭。
FRBの積極的な金融引き締めが米景気悪化を招くとの見方が円買いドル売りを誘った。16日発表の米景気指数が悪化し、一段の米景気懸念につながった。
本日は特に重要なアメリカ指標はない。円高になりやすい地合いでありポジション管理には注意。クリスマスにかけて市場関係者が減るので突発的な動きにも警戒が必要。
テクニカル面では16日午後時点では136.80円割れから弱気サイクル入りとした。しかし、16日深夜に136.80円を割り込んだため16日未明高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとして20日未明から22日未明にかけての間への下落と12月14日夜安値(134.498)試しを想定する。
前々回ボトム 12月02日(133.612)
前回ボトム 12月09日(135.603)
経過日数 1.25日
前々回トップ 11月30日(139.890)
前回トップ 12月07日(137.861)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:138.15-20円(12/15高値圏&遅行スパン抵抗)
第7レジスタンス:138.00-05円(基準線&心理的節目)
第6レジスタンス:137.85-90円(12/15/6時台高値圏&12/7高値圏)
第5レジスタンス:137.75-80円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:137.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第3レジスタンス:137.35-40円(前日23時台高値圏など)
第2レジスタンス:137.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:136.90-95円(60分足20本基準線など)
NY引け値:136.65円(-1.11円)
第1サポート:136.55-60円(200時間移動平均線など)
第2サポート:136.30-35円(前日安値圏&転換線)
第3サポート:136.20-25円(12/7安値圏&75時間移動平均線)
第4サポート:136.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第5サポート:135.65-70円(1σ下限ラインなど)
第6サポート:135.60-65円(12/9安値圏など)
第7サポート:135.50-55円(200日移動平均線&レート節目)
第8サポート:135.40-45円(ピボットB2など)
経済指標
05:00 NZ10-12月期ウエストパック消費者信頼感
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[12月20日まで]
14:00 日11月マンション市場動向調査
15:30 十倉経団連会長、記者会見
17:00 デギンドスECB副総裁、講演
17:00 シムクス・リトアニア中銀総裁、講演
18:00 独12月Ifo景気動向指数
19:00 ユーロ圏7-9月期労働コスト
19:00 ユーロ圏10月建設支出
20:00 英12月CBI企業動向調査
22:30 加11月住宅価格指数
22:30 加11月鉱工業製品価格
22:30 加11月原料価格指数
24:00 米12月NAHB住宅市場指数