Daily Market Analytics

VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)

日米金利差に再び注目、円安傾向が続くか

2022.12.16

2022年12月16日(金)デイリーマーケット分析 from trading desk

15日のニューヨーク市場で円相場は、同日の東京市場17時時点と比べ1円85銭円安ドル高の137円80銭。14日まで開催されたFOMCでは参加者による2023年末の政策金利見通しが前回発表から引き上げられ、パウエル議長が記者会見で(金融引き締めに前向きな)タカ派姿勢を鮮明にした。15日も米金融引き締めの継続を意識した円売り・ドル買いの流れが継続した。

 

本日の戦略:日米金利差に再び注目、円安傾向が続くか

本日は特に重要な経済指標は無い。昨日はFOMCの結果を受けて大幅に円安が進んだ。日米金利差を考えれば当然の傾向だろう。今後については引き続きアメリカの株価に影響するところが大きい。ただし、中長期で見れば円安の可能性が引き続き高いといえるだろう。

 

テクニカル面では、12月13日午後高値をトップとして14日夜から16日夜にかけての間への下落を想定。しかし、14日夜へ安値を切り下げてから1円を超える反騰となったために15日朝時点では14日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして16日の日中か20日の日中にかけての間への上昇と137円台前半試しを想定した。

 

15日午後も135円台後半で確りしていたのでまだ上昇余地ありとしたが、15日深夜の急伸で138円台に到達したので上値目途を139円試しへ引き上げる。

 

前々回ボトム 12月02日(133.612)

前回ボトム  12月09日(135.603)

経過日数   1.25日

 

前々回トップ 11月30日(139.890)

前回トップ  12月07日(137.861)

経過日数   3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

 

第8レジスタンス:139.55-60円(1σ上限ライン&11/25高値圏)

 

第7レジスタンス:139.35-40円(11/29高値圏など)

第6レジスタンス:139.00-05円(心理的節目など)

第5レジスタンス:138.85-90円(ピボットS1など)

第4レジスタンス:138.50-55円(レート節目など)

第3レジスタンス:138.15-20円(前日高値圏&遅行スパン抵抗)

第2レジスタンス:138.00-05円(基準線&心理的節目)

第1レジスタンス:137.85-90円(前日6時台高値圏&12/7高値圏)

 

NY引け値:137.76円(+2.30円)

 

第1サポート:137.65-70円(20日基準線など)

第2サポート:137.60-65円(前日5時台安値圏など)

第3サポート:137.50-55円(レート節目など)

第4サポート:137.00-05円(心理的節目など)

第5サポート:136.80-85円(60分足20本基準線など)

第6サポート:136.50-55円(200時間移動平均線&レート節目)

第7サポート:136.30-35円(転換線など)

第8サポート:136.20-25円(60分足先行スパン&75時間移動平均線)

 

経済指標

06:30 NZ11月ビジネスPMI

07:00 豪12月製造業/非製造業PMI[速報]

09:30 シンガポール11月輸出

11:00 NZ11月非居住者国債保有率

15:30 清田日本取引所グループCEO、記者会見

16:00 英11月小売売上高

17:15 仏12月製造業/非製造業PMI[速報]

17:30 香港11月失業率

17:30 独12月製造業/非製造業PMI[速報]

18:00 ユーロ圏12月製造業/非製造業/総合PMI[速報]

18:00 伊10月貿易収支

18:00 レーン・フィンランド中銀総裁、記者会見

18:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演

18:30 英12月製造業/非製造業PMI[速報]

19:00 ユーロ圏11月消費者物価指数[改定値]

19:00 ユーロ圏10月貿易収支

19:00 伊11月調和消費者物価指数[確報]

19:30 ロシア中銀、政策金利発表

20:30 トルコ10月住宅価格指数

22:30 加10月国際証券取扱高

22:30 加10月卸売売上高

23:45 米12月製造業/非製造業/総合PMI[速報]

27:00 コロンビア中銀、政策金利発表

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