FOMCに集中。予想どおりかと思うが警戒
2022.12.14
13日のニューヨーク市場の円相場は、東京市場17時時点と比べ1円90銭円高ドル安の135円60銭。11月の米CPIは総合指数が前年同月比7.1%上昇となり、上昇率は前月(7.7%)や市場予想(7.3%)を下回った。エネルギー・食品を除くコア指数でも前月や市場予想と比べ伸び率が縮小。FRBの利上げ長期化への警戒が和らぎ、市場参加者は円買いドル売りに傾いた。
本日のなんといってもFOMC。予想では0.5の利上げ。予想どおりになるとは思うが万が一、サプライズがあると大荒れになるだろう。予想外に備えて資金管理はしっかりと。ただし予想通り0.5だろう。その場合でも1円程度の動きはあるかも。
テクニカル面では、13日午後に138円手前へ上昇した後はやや足踏みとなり前回トップから4日を経過したので13日午後時点では136.70円割れからは弱気サイクル入りとして135円試しとした。14日の上値抵抗線は136.50円までとし、136.50円超えからは強気転換注意として137円試しとする。
前々回ボトム 12月02日(133.612)
前回ボトム 12月09日(135.603)
経過日数 1.25日
前々回トップ 11月30日(139.890)
前回トップ 12月07日(137.861)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:136.75-80円(60分足先行スパンなど)
第7レジスタンス:136.65-70円(75時間移動平均線など)
第6レジスタンス:136.45-50円(60分足20本基準線など)
第5レジスタンス:136.30-35円(200時間移動平均線など)
第4レジスタンス:136.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:135.85-90円(1σ下限ラインなど)
第2レジスタンス:135.75-80円(転換線など)
第1レジスタンス:135.60-65円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:135.57円(-2.08円)
第1サポート:135.30-35円(200日移動平均線など)
第2サポート:135.20-25円(12/1安値圏など)
第3サポート:135.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:134.90-95円(前日1時台安値圏など)
第5サポート:134.65-70円(前日安値圏など)
第6サポート:134.50-55円(レート節目など)
第7サポート:134.10-15円(12/5安値圏&ピボットB1)
第8サポート:134.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:45 NZ7-9月期経常収支
07:30 ロウ豪中銀総裁、講演
08:50 日10月機械受注統計
08:50 日銀12月企業短期経済観測調査[短観]
13:30 日10月鉱工業生産[確報]
13:30 日10月設備稼働率指数
15:30 インド11月卸売物価指数
16:00 英11月消費者物価指数
16:00 英11月小売物価指数
16:30 スイス11月生産者輸入価格
17:00 南ア11月消費者物価指数
18:00 伊7-9月期失業率
18:30 英10月ONS住宅価格
19:00 ユーロ圏10月鉱工業生産
20:00 南ア10月小売売上高
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:30 加10月製造業出荷
22:30 米11月輸出入物価指数
24:30 EIA週間石油在庫統計
28:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]金融政策発表
28:30 パウエルFRB議長、記者会見[経済予測公表]