金利からみると円安ドル高の公算。ただしポジション管理には注意
2022.12.12
9日発表された11月の米卸売物価指数は前月比0.3%上昇と市場予想を上回った。12月の米消費者態度指数も市場予想を上回る結果となり、FRBによる利上げを後押しするとの見方が強まった。前週末には米長期金利も上昇しており、日米の金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが出た。
本日は特に大きな指標はない。アメリカの金利が上昇しているので円安ドル高に振れそう。
ただし、機関投資家の突発的な動きで円高に進む可能性もある。いずれにしてもポジション管理が重要。
テクニカル面では9日夜へ安値を切り下げてから1円を超える上昇となっているので9日夜安値でボトムを付けた可能性がある。
8日午後高値(137.236)超えからは強気サイクル入りとして12日夕から14日夕にかけての間への上昇と138円前後試しを想定。
前々回ボトム 11月24日(138.050)
前回ボトム 11月29日(137.881)
経過日数 2.25日
前々回トップ 11月25日(139.592)
前回トップ 11月30日(139.890)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:137.50-55円(レート節目など)
第7レジスタンス:137.40-45円(12/6高値圏など)
第6レジスタンス:137.20-25円(12/8高値圏など)
第5レジスタンス:137.10-15円(12/8/18時台高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:137.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:136.90-95円(前日高値圏&11/21-30レジスタンスライン)
第2レジスタンス:136.75-80円(転換線など)
第1レジスタンス:136.65-70円(75時間移動平均線&前日22時台高値圏)
NY引け値:136.58円(±0.00円)
第1サポート:136.55-60円(200時間移動平均線など)
第2サポート:136.40-45円(1σ下限ラインなど)
第3サポート:136.25-30円(12/8安値圏など)
第4サポート:136.20-25円(12/7安値圏&60分足20本基準線)
第5サポート:136.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:135.95-136.00円(12/6安値圏など)
第7サポート:135.80-85円(ピボットB1など)
第8サポート:135.60-65円(前日安値圏など)
経済指標
08:50 日11月企業物価指数
08:50 日10-12月期法人企業景気予測調査
09:01 英12月ライトムーブ住宅価格
15:00 日11月工作機械受注[速報]
16:00 トルコ10月経常収支
16:00 トルコ10月失業率
16:00 英10月商品貿易収支
16:00 英10月鉱工業生産
16:00 英10月製造業生産
16:00 英10月建設支出
16:00 英10月サービス業指数
21:00 インド11月消費者物価指数
21:00 インド10月鉱工業生産
25:30 米財務省3年債
27:00 米財務省10年債入札
28:00 米11月財政収支