資金管理に注意し長期ロング、短期ショート。
2022.12.08
7日のニューヨークの円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比45銭円高ドル安の1ドル＝136円50銭で取引を終えた。米長期金利が大きく低下し、日米の金利差が拡大するとの見方が薄れ円買いドル売りが優勢となった。
FRBが当面は利上げを続けるとの観測は強いものの、利上げが米景気を冷やすとの警戒感もくすぶる。7日は世界的な景気悪化への懸念などから米長期金利が一時3.40％と前日終値（3.53％）から大きく低下し、円買いドル売りを促した。
本日の重要な指標は失業率。結果次第では大きな材料になりそう。134から138円で大きく揺れているが資金管理に注意し、長期ロング、短期ショートが良いだろう。
7日午後時点では前回トップから4日を経過したので137円割れを弱気転換注意として136.50円割れからは弱気サイクル入りとした。8日早朝に136.50円を割り込んだため7日夕高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとする。14日夕にかけての間への上昇と139円試しを想定。
前々回ボトム 11月24日（138.050）
前回ボトム 11月29日（137.881）
経過日数 2.25日
前々回トップ 11月25日（139.592）
前回トップ 11月30日（139.890）
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート＆レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス：137.85-90円（前日高値圏など）
第7レジスタンス：137.70-75円（前日21時台高値圏など）
第6レジスタンス：137.50-55円（レート節目＆ピボットS1）
第5レジスタンス：137.40-45円（12/6高値圏など）
第4レジスタンス：137.05-10円（200時間移動平均線＆12/7/6時台高値圏）
第3レジスタンス：136.95-137.00円（60分足20本基準線など）
第2レジスタンス：136.85-90円（前日24時台高値圏＆12/5高値圏）
第1レジスタンス：136.75-80円（転換線など）
NY引け値：136.59円（-0.30円）
第1サポート：136.55-60円（1σ下限ラインなど）
第2サポート：136.35-40円（前日23時台安値圏など）
第3サポート：136.30-35円（75時間移動平均線＆12/7/1時台安値圏）
第4サポート：136.20-25円（前日安値圏など）
第5サポート：136.00-05円（90時間移動平均線＆心理的節目）
第6サポート：135.95-136.00円（12/6安値圏など）
第7サポート：135.90-95円（ピボットB1など）
第8サポート：135.50-55円（レート節目など）
経済指標
06:30 ブラジル中銀、政策金利発表
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:50 日10月国際収支統計
08:50 日7-9月期ＧＤＰ統計[二次速報]
09:01 英11月ＲＩＣＳ住宅価格指数
09:30 豪10月貿易収支
14:00 日11月景気ウォッチャー調査
17:00 南ア7-9月期ＢＥＲ消費者信頼感
18:00 南ア7-9月期経常収支
20:00 ＯＥＣＤ主要国10月景気先行指数
20:00 南ア10月製造業生産
21:00 ラガルドＥＣＢ総裁、講演
22:30 米新規失業保険申請件数
23:30 メクラー・スイス中銀理事、パネル討論会に参加
25:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演