長期ロング、短期ショート戦略
2022.12.05
2日のニューヨーク市場で円は134円40銭と同日の東京市場17時時点より34銭円高ドル安。同日発表の11月の米雇用統計が市場予想に比べて労働需給の逼迫を示す結果となり、円は欧州市場の取引時間帯につけた8月16日以来およそ3カ月半ぶりの高値(133円62銭近辺)から一時135円98銭近辺まで売られた。
本日の重要な経済指標は、米11月非製造業指数。引き続き円高が続いている。短期で見るとショートの方が良いかもしれないが、中長期で見ればロングのほうが大きな利益を取れるだろう。資金管理に細心の注意を払、長期ロング、短期ショートで戦略を立ててみるのはいかがだろうか
テクニカル面では、2日夕刻に133円台へ一段安してから2日夜に136円到達まで戻して反落しているため、2日夕安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当。2日夕安値を直近のボトムとする。底割れ回避のうちは5日夜から7日深夜にかけての間への上昇余地ありとし、2日夜高値(136.001)超えからは137円試しとする。
前々回ボトム 11月24日(138.050)
前回ボトム 11月29日(137.881)
経過日数 2.25日
前々回トップ 11月25日(139.592)
前回トップ 11月30日(139.890)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.95-136.00円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:135.60-65円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:135.50-55円(前日1時台高値圏&レート節目)
第5レジスタンス:135.20-25円(前日15時台高値圏など)
第4レジスタンス:135.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:134.75-80円(前日3時台高値圏など)
第2レジスタンス:134.65-70円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:134.45-50円(200日移動平均線など)
NY引け値:134.28円(-0.97円)
第1サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:133.95-134.00円(2σ下限ラインなど)
第3サポート:133.85-90円(前日20時台安値圏など)
第4サポート:133.60-65円(前日安値圏など)
第5サポート:133.50-55円(レート節目など)
第6サポート:133.25-30円(ピボットB1など)
第7サポート:133.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:132.95-133.00円(8/16安値圏など)
経済指標
07:00 豪11月非製造業PMI[速報]
09:00 NZ11月ANZ商品価格指数
09:30 豪7-9月期企業営業利益
09:30 香港11月購買部景気指数
10:45 中国11月財新メディア非製造業PMI
10:45 ラガルドECB総裁、講演
12:00 米コロンビア大学の伊藤隆俊教授、ESRI政策フォーラムに参加
14:00 シンガポール10月小売売上高
15:30 十倉経団連会長、記者会見
16:00 トルコ11月消費者物価指数
16:00 トルコ11月生産者物価指数
16:15 南ア11月スタンダード銀行PMI
17:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
17:45 伊11月非製造業PMI
17:50 仏11月非製造業PMI[確報]
17:55 独11月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏11月非製造業/総合PMI[確報]
18:00 マクルーフ・アイルランド中銀総裁、講演
18:30 ユーロ圏12月投資家信頼感指数
18:30 英11月非製造業PMI[確報]
19:00 ユーロ圏10月小売売上高
22:30 加10月住宅建設許可
23:45 米11月非製造業/総合PPMI確報]
24:00 米10月製造業受注指数
24:00 米10月耐久財受注[確報]
25:00 ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演