雇用統計に注目。予想外だと円安も。
2022.12.02
1日のニューヨーク市場で円相場は一時135円21銭と8月中旬以来の高値をつけた。この日発表された10月の米個人消費支出物価指数で、エネルギーと食品を除くコアが前月比0.2%上昇と市場予想(0.3%上昇)に届かなかった。
インフレ鈍化の兆しが見えたことで、FRBが利上げペースを落とすとの見方が一段と強まり円高に傾いた。
本日の重要な経済指標はなんといっても雇用統計。雇用統計が想定以上に良いと一気に円安になるのではないか?逆に予想通りだとかなり円高が進んでいるので大きな動きはないかも。いずれにしても資金管理に注意。
テクニカル面では1日午後の続落で136円を割り込んだため下値目途を134円台後半へ引き下げた。しかし2日早朝へ続落しているので引き続きボトム形成中とし、下値目途を134円試しへ引き下げる。
前々回ボトム 11月24日(138.050)
前回ボトム 11月29日(137.881)
経過日数 1.25日
前々回トップ 11月25日(139.592)
前回トップ 11月30日(139.890)
経過日数 0.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:137.15-20円(ピボットS1など)
第7レジスタンス:137.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:136.90-95円(前日13時台高値圏など)
第5レジスタンス:136.65-70円(前日17時台高値圏など)
第4レジスタンス:136.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:136.25-30円(前日24時台高値圏など)
第2レジスタンス:135.95-136.00円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:135.50-55円(前日3時台高値圏&レート節目)
NY引け値:135.25円(-2.74円)
第1サポート:135.20-25円(前日安値圏など)
第2サポート:135.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:134.65-70円(8/18安値圏など)
第4サポート:134.45-50円(200日移動平均線など)
第5サポート:134.25-30円(ピボットB1など)
第6サポート:134.20-25円(2σ下限ラインなど)
第7サポート:134.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:133.90-95円(8/17安値圏など)
経済指標
08:50 日11月マネタリーベース
09:30 豪10月持家住宅ローン件数
10:30 黒田日銀総裁、ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス[AMRO]主催のフォーラムで挨拶
11:40 ラガルドECB総裁、パネル討論会に参加[バンコク]
16:00 独10月輸入物価指数
16:00 独10月貿易収支
16:45 仏10月鉱工業生産
16:45 仏10月製造業生産
16:45 仏10月財政収支
19:00 ユーロ圏10月生産者物価指数
21:00 デギンドスECB副総裁、講演
22:00 シンガポール11月購買部景気指数
22:00 シンガポール11月電子産業指数
22:30 加11月雇用統計
22:30 米11月雇用統計
24:15 エバンス・シカゴ連銀総裁、イベントで基調講演
28:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、経済シンポジウムで開会の挨拶