引き続き米国株に注目。中国情勢にも注目が必要
2022.11.29
円は前日に一時3カ月ぶりの高値まで上昇する場面があったが、FRB高官の発言などを手掛かりに徐々に水準を切り下げ、28日のニューヨーク市場で円相場は138円95銭と、同日の東京市場17時時点と比べ55銭の円安ドル高で取引を終えた。
本日も特に重要な経済指標は無い。引き続きアメリカの株価の動向に左右されるだろう。中国の問題が出てきており今後側を荒らす要因になるかもしれない。
いずれにしても、現在の相場水準であれば長期で保有できるのであればドルロングが良いだろう。短期で利益を上げたいのであれば、ショートを組み入れるべきだが、損切り水準はしっかり決めておきたい。
テクニカル面では、28日夕刻へ続落してから139円まで反騰してたものの25日夜高値超えには至らずにいるので138.40円割れからは下げ再開と予想。25日夜高値(139.592)超えからは強気サイクル入りとして30日夜から12月2日夜にかけての間への上昇と140円台前半試しを想定。
前々回ボトム 11月17日(138.87)
前回ボトム 11月24日(138.05)
経過日数 2.25日
前々回トップ 11月22日(142.21)
前回トップ 11月25日(139.59)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.25-30円(11/16高値圏など)
第7レジスタンス:139.95-140.00円(11/24/4時台高値圏など)
第6レジスタンス:139.85-90円(転換線など)
第5レジスタンス:139.70-75円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:139.55-60円(11/25高値圏&11/24高値圏)
第3レジスタンス:139.40-45円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:139.25-30円(11/25/1時台高値圏など)
第1レジスタンス:139.00-05円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:138.92円(-0.18円)
第1サポート:138.80-85円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:138.65-70円(前日1時台高値圏など)
第3サポート:138.50-55円(1σ下限ライン&レート節目)
第4サポート:138.35-40円(11/25安値圏など)
第5サポート:138.05-10円(11/24安値圏など)
第6サポート:138.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:137.80-85円(ピボットB1など)
第8サポート:137.65-70円(11/15安値圏など)
経済指標
08:30 日10月完全失業率
08:30 日10月有効求人倍率
08:50 日10月商業販売統計
15:00 南ア10月マネーサプライ
15:00 南ア10月民間部門信用
15:30 清田日本取引所グループCEO、記者会見
16:00 トルコ10月貿易収支
16:00 トルコ11月経済信頼感
17:00 台湾7-9月期GDP統計[確報]
17:00 スイス7-9月期GDP統計
17:00 デギンドスECB副総裁、講演
18:30 南ア7-9月期失業率
18:30 英10月消費者信用残高
18:30 英10月住宅証券融資残高
18:30 英10月住宅ローン承認件数
18:30 英10月マネーサプライ
19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感[確報]
19:00 ユーロ圏11月鉱工業信頼感
19:00 ユーロ圏11月経済信頼感
19:00 ユーロ圏月サービス業信頼感
19:00 伊9月工業売上高
19:00 伊10月生産者物価指数
19:00 イタリア5年債、10年債入札
21:35 マン英中銀委員、講演
22:00 独11月消費者物価指数[速報]
22:30 加9月及び7-9月期GDP統計
22:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米9月及び7-9月期住宅価格指数
23:00 米9月S&Pケースシラー住宅価格指数
24:00 米11月消費者信頼感指数
24:00 シュレーゲル・スイス中銀副総裁、金融安定イベントで講演
25:30 米財務省52週ハイイールド入札