ドルロングを仕込むチャンス。引き続き米国株の動向に左右されそう
2022.11.14
先週末に円相場は一時1ドル=138円台半ばと、2か月半ぶりの高値をつけた。11日までの2日間で7円近く円高ドル安が進んだ格好。
10月の米CPIの伸びが市場予想を下回ったのを受け、主要通貨に対するドル売りが加速。FRBが大幅な利上げを続けるとの見方から積み上がっていた円売りドル買いの持ち高を解消する動きが急速に広がった。
本日の重要な経済指標は特になし。引き続き米国株に左右されそう。大きく円高になっているが日米金利差は不変。長期で考えると今はドルロングを仕込むチャンスと考える。今週はFRB高官の発言も多く資金管理には要注意。
テクニカル面では12日未明に138円台へ大幅続落したため136円台への一段安余地ありとみる。
14日の上値抵抗線は140円までとし、140円超えからは141円試しとするが、強気サイクル入りは141円超えからとし、その際は15日朝から17日朝にかけての間への上昇と142円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 11月03日(145.672)
前回ボトム 11月09日(145.169)
経過日数 2.5日
前々回トップ 11月03日(148.441)
前回トップ 11月10日(146.789)
経過日数 2.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.25-30円(90日移動平均線など)
第7レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:140.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:140.00-05円(前日20時台高値圏&大台水準)
第4レジスタンス:139.75-80円(前日23時台高値圏など)
第3レジスタンス:139.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:139.25-30円(前日1時台高値圏など)
第1レジスタンス:139.00-05円(心理的節目など)
NY引け値:138.80円(-2.15円)
第1サポート:138.45-50円(前日安値圏など)
第2サポート:138.15-20円(先行スパン下限など)
第3サポート:138.05-10円(8/30安値圏など)
第4サポート:137.55-60円(8/29安値圏など)
第5サポート:137.35-40円(ピボットB1など)
第6サポート:137.00-05円(遅行スパン支持&心理的節目)
第7サポート:136.70-75円(8/22安値圏など)
第8サポート:136.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:30 ウォラーFRB理事、経済見通しについて講演
09:01 英11月ライトムーブ住宅価格
15:30 インド10月卸売物価指数
16:30 スイス10月生産者輸入価格
19:00 ユーロ圏9月鉱工業生産
19:00 パネッタECB理事、講演
21:00 インド10月消費者物価指数