明日のCPI待ち。ただし中間選挙の結果によっては波乱も。
2022.11.09
8日のニューヨークの円相場は一時145円32銭と10月27日以来の高値。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが増えたのが要因。
10日には10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドル買いの持ち高を解消する動きも活発となりやすく、対円でもドル売りが広がった。
本日は特に重要な経済指標は無い。アメリカの中間選挙の結果が日本時間夕方には出るはずなので結果次第では大きくドル円相場動く可能性はある。
ただし、明日のCPI待ちになる公算が高い。ポジション調整をしっかり行い明日に臨むようにしたい。もちろんレンジ相場が続けばスキャルピングで利益を狙うのも良いだろう。
テクニカル面では、8日午後時点では147.25円を下回るうちは一段安余地ありとしたが、9日未明へ一段安した後も戻りが鈍いためまだ下落余地ありとする。
前々回ボトム 10月27日(145.116)
前回ボトム 11月03日(145.672)
経過日数 3.75日
前々回トップ 10月31日(148.836)
前回トップ 11月03日(148.441)
経過日数 2.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:146.90-95円(前日高値圏&10/27高値圏)
第7レジスタンス:146.65-70円(60分足先行スパンなど)
第6レジスタンス:146.60-65円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:146.50-55円(前日21時台高値圏&レート節目)
第4レジスタンス:146.45-50円(1σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:146.05-10円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:146.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:145.70-75円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:145.64円(-0.93円)
第1サポート:145.50-55円(レート節目など)
第2サポート:145.30-35円(前日安値圏など)
第3サポート:145.15-20円(2σ下限ラインなど)
第4サポート:145.10-15円(10/27安値圏など)
第5サポート:145.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第6サポート:144.60-65円(10/7安値圏など)
第7サポート:144.50-55円(レート節目など)
第8サポート:144.35-40円(10/6安値圏&ピボットB2)
経済指標
08:50 日9月国際収支統計
10:30 中国10月消費者物価指数
10:30 中国10月生産者物価指数
13:30 日10月企業倒産件数
14:00 日10月景気ウォッチャー調査
17:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、イベントで基調講演[チューリヒ]
18:05 ブロック豪中銀副総裁、講演
19:00 エルダーソンECB理事、講演
19:30 ドイツ10年債入札
20:00 OECD主要国10月景気先行指数
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:00 ハスケル英中銀委員、講演
24:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 米9月卸売在庫[確報]
24:00 米9月卸売売上高
25:00 バーキン・リッチモンド連銀総裁、経済見通しについて講演
27:00 米財務省10年債入札