押し目買いのタイミング。資金管理には注意を
2022.11.07
4日発表された10月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想を上回った。一方、失業率は前月から上昇するなど強弱入り交じった。
雇用統計発表後に一時4.20%をつけた米長期金利の上昇が一服したのにつれて持ち高調整を目的とした円買いドル売りが増えた。
4日のニューヨーク市場で円相場は146円台半ばで取引を終了。
本日も引き続きアメリカの株価に左右される展開になりそう。4日に大きく上昇したため反動をどこまで抑えられるか。
テクニカル面では、11月3日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入り。3日夜から7日深夜にかけての間への上昇と149円試しを想定。
前々回ボトム 10月27日(145.116)
前回ボトム 11月03日(145.672)
経過日数 0.75日
前々回トップ 10月24日(149.463)
前回トップ 10月31日(148.836)
経過日数 2.25日

【ドル/円】本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第10レジスタンス:148.15-20円(前日21時台高値圏など)
第9レジスタンス:148.00-05円(前日16時台高値圏&心理的節目)
第8レジスタンス:147.80-85円(20日基準線&ピボットS1)
第7レジスタンス:147.70-75円(基準線など)
第6レジスタンス:147.60-65円(75時間移動平均線など)
第5レジスタンス:147.45-50円(200時間移動平均線など)
第4レジスタンス:147.30-35円(前日1時台高値圏など)
第3レジスタンス:147.05-10円(60分足先行スパン&転換線)
第2レジスタンス:147.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:146.90-95円(10/27高値圏など)
NY引け値:146.61円(-1.65円)
第1サポート:146.55-60円(前日安値圏&1σ下限ライン)
第2サポート:146.40-45円(9/22-10/27サポートライン&10/13安値圏)
第3サポート:146.20-25円(10/26安値圏など)
第4サポート:146.05-10円(10/21安値圏など)
第5サポート:145.95-146.00円(10/28安値圏&ピボットB1)
第6サポート:145.65-70円(11/2安値圏&10/12安値圏)
第7サポート:145.45-50円(10/24安値圏など)
第8サポート:145.30-35円(ピボットB2など)
第9サポート:145.20-25円(10/10安値圏など)
経済指標
15:00 南ア10月末外貨準備高
15:45 スイス10月失業率
16:00 英10月ハリファックス住宅価格
16:00 独9月鉱工業生産
17:30 独10月建設業PMI
17:40 ラガルドECB総裁、講演[事前録画]
18:30 ユーロ圏11月投資家信頼感指数
18:30 パネッタECB理事、講演
29:00 米9月消費者信用残高
29:40 コリンズ・ボストン連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁がクリーブランド連銀主催のシンポジウムに参加