FOMCの結果次第。ポジション管理には細心の注意を
2022.11.02
1日のニューヨークの円相場は、148円30銭と同日の東京市場17時時点と比べ28銭の円安ドル高。
米労働省が1日発表した9月の雇用動態調査では、非農業部門の求人数が前月比で2カ月ぶりに増加。これは市場予想を大幅に上回った。
米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した10月の米製造業景況感指数は、低下したものの市場予想は上回った。FRBによる大幅利上げが続くとの見方が強まっており、円相場の重荷となりそう。
本日の注目はなんといってもFOMC。パウエル議長の発言次第で乱高下しそう。基本ドル高の流れだが本日については細心の資金管理が求められる。
万が一、0.5%の利上げで済めば、1円以上の円高もありうるだろう。
テクニカル面では147円を割り込んでから148円台へ反騰したため、1日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして3日夜から7日深夜にかけての間への上昇と150円試しを想定。
前々回ボトム 10月24日(145.495)
前回ボトム 10月27日(145.116)
経過日数 0.5日
前々回トップ 10月21日(151.952)
前回トップ 10月24日(149.463)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第10レジスタンス:149.85-90円(ピボットS2など)
第9レジスタンス:149.70-75円(10/24高値圏など)
第8レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第7レジスタンス:149.35-40円(10/18高値圏など)
第6レジスタンス:149.10-15円(1σ上限ライン&10/25高値圏)
第5レジスタンス:149.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第4レジスタンス:148.80-85円(前日高値圏&10/31高値圏)
第3レジスタンス:148.50-55円(転換線&レート節目)
第2レジスタンス:148.40-45円(前日13時台高値圏など)
第1レジスタンス:148.30-35円(前日2時台高値圏など)
NY引け値:148.24円(-0.34円)
第1サポート:148.05-10円(200時間移動平均線など)
第2サポート:147.90-95円(60分足20本基準線&60分足転換線)
第3サポート:147.70-75円(前日1時台安値圏&基準線)
第4サポート:147.60-65円(20日基準線など)
第5サポート:147.50-55円(前日16時台安値圏&レート節目)
第6サポート:147.20-25円(ピボットB1など)
第7サポート:147.00-05円(前日安値圏&10/14安値圏)
第8サポート:146.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:45 NZ7-9月期雇用統計
06:45 NZ7-9月期平均時給
08:50 日10月マネタリーベース
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨[9月21-22日分]
09:01 英10月BRC店頭価格指数
09:30 豪9月住宅建設許可件数
09:30 豪9月持家住宅ローン件数
16:00 独9月貿易収支
16:45 仏9月財政収支
17:45 伊10月製造業PMI
17:50 仏10月製造業PMI[確報]
17:55 独10月雇用統計
17:55 独10月製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏10月製造業PMI[確報]
18:00 マクルーフ・アイルランド中銀総裁、講演
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米10月ADP雇用統計
22:00 シンガポール10月購買部景気指数
22:00 シンガポール10月電子産業指数
23:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[ダブリン]
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
27:00 米連邦公開市場委員会、声明発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見