ISM製造業景況指数に注目。基本、ドル高円安
2022.11.01
10月31日のニューヨークの円相場は148円80銭と、同日の東京市場17時時点と比べ70銭の円安ドル高。
高インフレを背景にFRBが積極的な利上げを続けるとの見方が改めて強まり、米金利が上昇。円やユーロなど主要通貨に対するドル買いが優勢だった。
本日の重要な経済指標は、ISM製造業景況指数。結果次第で大きく米ドルの動きは変わりそう。ただ、日米金利差が縮まることは考えづらく基本ドル高円安だろう。
テクニカル面では、10月27日夜に強気転換目安とした146.50円を超えたため28日朝時点では27日午後安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。
またトップ形成期は27日夕から31日夜にかけての間とし、27日午後安値割れ回避のうちは148円前後への上昇余地ありとした。
前々回ボトム 10月24日(145.495)
前回ボトム 10月27日(145.116)
経過日数 0.5日
前々回トップ 10月21日(151.952)
前回トップ 10月24日(149.463)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第10レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第9レジスタンス:149.90-95円(10/19高値圏など)
第8レジスタンス:149.70-75円(10/24高値圏など)
第7レジスタンス:149.60-65円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:149.35-40円(10/18高値圏など)
第4レジスタンス:149.10-15円(10/25高値圏&ピボットS1)
第3レジスタンス:149.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:148.85-90円(10/14高値圏など)
第1レジスタンス:148.80-85円(前日高値圏など)
NY引け値:148.58円(+1.11円)
第1サポート:148.50-55円(転換線&レート節目)
第2サポート:148.45-50円(60分足20本基準線など)
第3サポート:148.40-45円(前日23時台安値圏など)
第4サポート:148.30-35円(200時間移動平均線など)
第5サポート:148.20-25円(前日18時台安値圏など)
第6サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:147.75-80円(ピボットB1)
第8サポート:147.70-75円(前日15時台安値圏&基準線)
経済指標
06:45 NZ9月住宅建設許可
07:00 豪10月製造業PMI[確報]
09:30 台湾10月製造業PMI
10:45 中国10月財新メディア製造業PMI
12:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
14:00 日10月新車販売台数
14:00 日10月軽自動車・新車販売台数
16:00 英10月ネーションワイド住宅価格
16:00 独9月輸入物価指数
16:00 トルコ10月製造業PMI
17:00 スイス10-12月期SECO消費者信頼感指数
17:20 ロウ豪中銀総裁、財界人との夕食会で発言
17:30 香港9月小売売上高
17:30 スイス10月製造業PMI
18:00 南ア10月製造業PMI
18:30 英10月製造業PMI[確報]
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:30 加10月製造業PMI
22:45 米10月製造業PMI[確報]
23:00 米10月ISM製造業景況指数
23:00 米10月ISM支払価格
23:00 米9月建設支出
23:00 米9月雇用動態調査[JOLT]