基本ドルロング。介入には注意。米国株次第か。
2022.10.31
28日のニューヨークの円相場は4営業日ぶりに反落。前日比1円15銭円安ドル高の1ドル=147円40銭。
日銀が緩和的な金融政策を維持する方針を示し、日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが優勢となった。
本日も大きな経済指標はない。引き続き、米国株の動向次第。為替介入に入りたくても資金的な問題や国際的な圧力から難しい状況が続いている。基本ドル円ロングで良いだろう。ただし、資金管理には注意。
テクニカル面では、10月27日夜に強気転換目安とした146.50円を超えたため28日朝時点では27日午後安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。
またトップ形成期は27日夕から31日夜にかけての間とし、27日午後安値割れ回避のうちは148円前後への上昇余地あり。
28日夜に148円へ迫った後も147円台を維持しているので148円超えからは149円試しとする。
前々回ボトム 10月24日(145.495)
前回ボトム 10月27日(145.116)
経過日数 0.5日
前々回トップ 10月21日(151.952)
前回トップ 10月24日(149.463)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第10レジスタンス:149.35-40円(10/18高値圏など)
第9レジスタンス:149.10-15円(10/25高値圏など)
第8レジスタンス:149.00-05円(心理的節目&ピボットS2)
第7レジスタンス:148.85-90円(1σ上限ラインなど)
第6レジスタンス:148.50-55円(転換線&レート節目)
第5レジスタンス:148.40-45円(10/26高値圏&200時間移動平均線)
第4レジスタンス:148.20-25円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:148.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:147.85-90円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:147.75-80円(前日1時台高値圏など)
NY引け値:147.47円(+1.24円)
第1サポート:147.25-30円(前日23時台安値圏など)
第2サポート:147.15-20円(60分足20本基準線&90時間移動平均線)
第3サポート:147.10-15円(前日20時台安値圏など)
第4サポート:147.00-05円(20日基準線&心理的節目)
第5サポート:146.85-90円(基準線&75時間移動平均線)
第6サポート:146.70-75円(60分足先行スパンなど)
第7サポート:146.50-55円(レート節目など)
第8サポート:146.30-35円(ピボットB1など)
経済指標
08:50 日9月鉱工業生産[速報]
08:50 日9月商業販売統計
09:30 豪9月民間部門信用
10:30 中国10月製造業/非製造業PMI
11:00 シンガポール9月マネーサプライ
14:00 日10月消費動向調査
14:00 日9月新設住宅着工戸数
14:00 日9月建設工事受注額
15:00 南ア9月マネーサプライ
15:00 南ア9月民間部門信用
16:00 独9月小売売上高指数
16:30 スイス9月小売売上高
17:30 香港7-9月期GDP統計[速報]
18:30 英9月消費者信用残高
18:30 英9月住宅証券融資残高
18:30 英9月住宅ローン承認件数
18:30 英9月マネーサプライ
18:30 ビスコ・イタリア中銀総裁、講演[ローマ]
19:00 ユーロ圏10月消費者物価指数[速報]
19:00 ユーロ圏7-9月期GDP統計[速報]
19:00 外国為替平衡操作の実施状況[9月29日-10月27日]
21:00 南ア9月貿易収支
22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数
23:30 米10月ダラス連銀製造業活動指数
24:00 レーンECB理事、講演